きらわれたかもしれないぃぃぃ! ページ22
you side
今日はうらたさんとのコラボ!
なんだけど…。
「……」
明らかにうらたさんの様子がおかしい。
いつもなら話しかけてきてくれて、こんなギスギスしてないんだけど…。
私のせいかな。
私なにかうらたさんの迷惑に掛かるようなこと、したかな。
『……』
私も、何を話しかけていいのか分からなくなり、ずっと黙りっぱなしだった。
謝ろう。これは絶対謝った方がいい。
私はうらたさん……いや、浦田くんに話しかけた。
だけど、浦田くんは冷たい返事をした。
待って、悪口なら慣れてるんだけど冷たくされる事は無いから慣れてないんだけど。
涙腺がだんだん緩んできた。
頑張れ、私。
収録部屋に行き、もう一度浦田くんに謝った。
だけど、多分ずっと謝れてたからうざかったのかな。
怒鳴られてしまった。
私は、今日はもう早く歌って帰ろうと思い、歌おうと浦田くんに言った。
今日は明るい曲を歌うんだ。こんな気持ちじゃダメ、切り替えないと。
私は手で涙を拭うと、パンパンっと軽く頬を叩いた。
________
歌い終わって、私たちは何も言わず外に出て、電車まで向かった。
私は、この空気に耐えられなくて、早く帰るねと浦田くんに言った。
『わ、私早く帰るね……。今日はほんとにごめん!お詫びならなんでも出来るんだけど……。』
浦田くんは、それに反応したのかビクッとしていた。
「……ま、待って。お詫びなら何でもしてくれるの?」
『…?う、うん。』
「ならさ____」
浦田くんは私に近ずいた。
え、なに。
「ギュッてしても、いい?」
『え、待っ……。』
私が返事をする前に、浦田くんは私を抱き締めた。
浦田くんの良い匂いが、ふわっと香った。
「…すーらのせいだから。」
『な、なんで…?』
「すーらが、まふまふに抱き締められてたから……。イライラしてた。」
『どう、して?』
「……あーっ、もう!鈍感な小原さん!いい?俺は……えっと、小原さんの事が好きなの!」
え?
唐突すぎる告白に、私は硬直した。
「…?だ、大丈夫?…おーい、小原さーん。」
『…っは、なんでもない!』
我に返った私は、それだけ言うと浦田くんから体を離した。
良かった……私、嫌われてはないんだ。
ん、でも待って。
私、2人に告白されてる……??
え、モテ期?
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ちょこ(プロフ) - なんか総合46位なんですけど…?夢?夢ですか?しかも4000hit越えしてるんですけど…。嬉しいぃぃぃ!!!(´;ω;`) (2019年8月16日 0時) (レス) id: c455fe0171 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - こたぬき?さん» あ、ジャニオタなんですか!歌い手も好きだし大変ですね…w小説面白いって言ってくださってありがとうございます!全然つまらない話でもいいのでコメントして下さってありがとうございました! (2019年8月9日 5時) (レス) id: c455fe0171 (このIDを非表示/違反報告)
こたぬき? - そうなんです(泣)ちなみに私他のグループも結構掛け持ちしてて、実はわたしもジャニオタで…(ジャニーズWEST)あと、超特急に歌い手と…そろそろ誰かに引かれそう。。どーでもいい、つまんない話してすみません。小説面白いしさいこー過ぎます。ありがとうございます (2019年8月8日 23時) (レス) id: d85f290257 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - こたぬき?さん» え、お母さん消しちゃったんですか!?というかお母さんキンプリ好きなんですねwまふくんほんとサイコーでした。あ(リアルタイムで見たけど録画してなかったことに気づいた) (2019年8月3日 7時) (レス) id: c455fe0171 (このIDを非表示/違反報告)
こたぬき? - ↓わたしは夏休み(小学生)二回に分けてしまいすみません (2019年8月3日 7時) (レス) id: d85f290257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこ | 作成日時:2019年7月12日 23時