ここのつの愛 ページ10
太「んー…私の嫌いな匂いがする……」
そういって奴は僕の首元をずっと。
そう!ずっと嗅いでいるんだ。
嫌いな匂いってなんだ。
嫌な匂いってなんだ!?!加齢臭かなぁ!?
歳的にはまだだし。
もしかして……
汗臭いってことか。
「んッ!いやなら!やめろよ!」
太「確かに嫌いな匂いだけどさ。そういう事じゃないの。Aくんも大概アホなんじゃないかな?」
ほーーーぅ…
こいつ…勝手に人の匂い嗅いどいて、
襲ってきやがって…
挙句の果てに暴言か!?!
失礼にも程があるだろ!
「アホですみませんね!さっさとどけろください。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
まぁ、簡単に襲われるほど貧弱じゃないんで、
男性の大事なところを
蹴ってやりました。
「頭冷やせ」
そう言って扉を閉めると
なんとそこには
谷崎兄がいた。
もしや…こいつも共犯……?
それは無いか。
谷崎妹いるもんな。
谷「あっ。Aさん。そこにいたんですね。国木田さんが探してましたよ!」
なるほど。仕事関係かな…
うーーん…意外とこの仕事ブラック??()
「ほーい。ありがとう!谷崎兄は帰るのー?」
谷「あ、いえ…国木田さんから追加の仕事を貰いまして……」
あーーー。
自分を探しにわざわざ時間を割いてくれたのに
まだ仕事あるのか。谷崎兄は。
ほんとに申し訳ない
「僕を探しに来てくれたんでしょ?帰っていいよ。それは僕がやるから。」
谷「あっ…いやぁ……大丈夫ですよ?」
「ね?」
谷「はい。ありがとうございます。じゃ、帰ります。お疲れ様でしたー。」
「はーい。おつかれー」
谷崎兄はゴリ押ししたら基本折れてくれる。
これは多分僕にも原因あるだろうし。
「国木田ママー!僕のこと探してたんでしょ?どうしたの?」
国「俺はお前の母親ではない!…あぁ。ちょっとな。して、太宰はどこかわかるか?」
まさかの僕と太宰かい!
僕だけじゃないのね!
うーーん…さっきのもあってか若干気まずいんだよなぁ…ははは
「空き部屋で伸びてますよ。」
国「ならつれてこい。社長からの大事な話がある」
更新が遅くなってすみません!
受験生でして。なかなか更新できなくて……
これからできる時に復活していきたいので、
よろしくお願いします。
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作者名:朱猫 | 作成日時:2018年9月9日 20時