7話 ページ8
本当に言われた通り何もされず、ただの診察だけだった。
『甲斐田さん…でしたよね??何故私は診察を…??』
甲「すぐに分かりますよ。''Aさん''」
『は、なんで私下の名前は言ってな…っ…』
甲斐田さんに名前を呼ばれた瞬間、頭にキーンとした痛みが走った。
甲「(やっぱりあの時のショックで記憶喪失と失踪か…まぁ無理はないか…)」
『か…いださん…頭が…きーんっ…て…』
甲「とりあえずゆっくり休んでください。僕達は貴方に何かしようとか企んでないのでご安心を!!」
そう言って甲斐田さんは私をベッドで寝かし、医務室を出ていった。
『それにしても、なんで…っ…』
____誰、この人達…
頭にきーんとした痛みがある時、私の中には4人の男性と自分が写っているのが見えた。
4人の男性は首から上が見えず、服装もぼやけており正確には分からなかったが、何処か懐かしく感じた。
『この感じ…あの人たちとあった時と同じ感じだ…』
一体あの人たちは何者なんだ?
なんで甲斐田さんは私の名前を知っていたんだろう。
全てが謎に包まれたままだが、私は大人しく睡眠をとることにした。
『いつか全部わかるよね…』
そう思い、私は夢の中に行った。
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作者名:ななし | 作成日時:2023年2月18日 15時