勿忘草 (ページ12)

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11話ページ12

『へ…つまり不破さんはまだ私のことが…？？』

不「好きってことやな。」

『へ、なんで…ぇ…？？』

不「なんでってそりゃ…あんな別れ方して冷めろって方がむずいで…多分冷めててもまた好きになってたけどな？だってAちゃんどタイプやもん。」

『ま、まぁ…とりあえずそれは置いといて…皆さんのことなんて呼べばいいですか、？』

不「俺のことは湊くんで『不破さんは不破さんって呼びますね！！！』ぇ…それじゃ距離あるやん！！せめて不破くんにせん？？！！！あと敬語なし！」

『……わかった、不破くんね。』

甲「僕のことは呼び捨てで大丈夫です！！あと敬語も要らないです！！」

加「前まで私のことは社長と呼んでいらしたので社長で大丈夫ですよ。敬語も必要ないです。」

剣「記憶のある頃は刀也って呼んでましたよ。まぁお任せします。敬語は外してもらって大丈夫です。」

『じゃあ刀也って呼ぶね。ねぇ、刀也って今何歳？！？！』

剣「え？ああ…16歳ですけど…」

『！！！！！好き！！！可愛い！！！結婚しない？！？』

剣「はぁ…」

甲「終わったな持さん…」

加「変わってない…」

不「…はぁ？」

『いやぁ…一目見た時から可愛いなって思ってたんだよね。恋愛的なそういうんじゃなくて…なんて言うんだろ。推し的な？！？そう！！それだ！！！』

不「持さん…？？駆け抜けっすか…？」

剣「不破くん！！！落ち着いて！！！僕は悪くない！！」

甲「記憶がなくなってもやっぱ持さん推しにはなるんですね笑」

加「結構想定外で驚いてます…」

『ね、抱きついていい？刀也』

剣「え、いや駄目です！！！っておい！！！言う前に抱きつくな！！！離れろ！！！」

『んー…いい匂いする可愛い…さいこう…』

不「Aちゃーーーーん？？とりあえず持さんから離れよっか。持さん後で覚えといてくださいね。」

剣「なんで…僕悪くないでしょこれ…」

『不破くん…なんで刀也と引き離したの…』

不「Aちゃんが抱きついていいのは不破くんだけです。ほら。」

『えぁ…案外悪くないかもしれない…いい匂いだしイケメン…』

不「にゃは、やからこれからは持さんに抱きつくの禁止な？」

『気が向いたらね…』