[A3！]お仕事大好き系女子

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翌朝、私は学校にいく日と同じ時間帯に目が覚めてしまった。
せっかくの休日だ、いくらお仕事大好き人間の私でもさすがにゆっくりしたいものである。

二度寝してしまおうか、いやでもご飯は私が作る！とか宣言しちゃったし

重たい体を起こして準備をし、リビングへと向かう。
休日とはいえ起きている人はもういるだろう

『おはようございまーす』
いづみ「あっおはようAちゃん！」

リビングの扉を開けるとやけにドタバタしたいづみちゃんがいた。
手には台本が握られている。
よっぽど急いでいるのか額には汗がにじんでいた。

私はそんな慌てているいづみちゃんの汗を優しく拭きながら尋ねた。

『おはよういづみちゃん。そんなに慌ててどうしたの？』
いづみ「朝練があるんだけど、五分くらい過ぎちゃってて…」
『それはやばいね、いってらっ』
いづみ「Aちゃん探そうと思ってたから丁度良かった！
ほら靴はいて！急ぐよ！」
『え！？あっ！？待っていづみちゃん！腕そんな強く引っ張んないで！？
ちゃんと付いてくから！！逃げないから！！じゃないともげるぅうう』
*+*+*+*+*+*
バァン!!!!と大きな音をたてながらいづみちゃんはドアを開け放つ。
それに反射してその場にいた全員が肩をびくつかせた。

いづみ「遅れてごめんなさい!!!!Aちゃんが寝てて!!!!」
『待って濡れ衣、ﾜﾀｼﾜﾙｸﾅｲ』

強制連行の次はまさかの濡れ衣か、理不尽な嬢ちゃんだぜ(どや顔)

ていうか私は何でここにつれてこられたんだろうか？

てかなんかやばいぞこのメンバー、個性強そうな感じする…

三角「お姉さん、さんかく〜？」
一成「うわリアルＪKじゃん！テンアゲ〜！」

特になんかこの二人やばい、なにこいつら？
奇人とパリピだよこんなの…

いづみ「Aちゃんに朝練の様子を見てもらいたくって！
起きてて良かった〜」
『かえりたい』

７→←５

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