[A3！]お仕事大好き系女子

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至「なるほど。だからいるわけね、なる」

いづみ「Aちゃんにはこれからなるべく毎日朝の稽古に参加してもらおうと思ってるの」

『え、そうなんだ

えっと、皆の稽古の邪魔しちゃうかも知れないけどよろしくね。』


いづみちゃんに事情を説明してもらい、稽古に加わることができた。



すごい、稽古なんて受けるの始めてだ

ストレッチなどを終えると、いづみちゃんが私達を集めた。


いづみ「今回はAちゃんが苦手な役柄を見極めたいから、
Aちゃんには私が言ったような性格の役を即興で演じてもらいます！」

『OK、頑張る

…って言いたいとこなんだけど、どういうことかよくわかんない……』

いづみ「うん、大丈夫！百聞は一見にしかずだよ！みんな、お手本見せてあげよう！

真澄くん！鬱な人！」


なんで最初のお題が鬱なんだろう←

もっとマシなのなかったんかな


真澄「…はぁ、どうせ俺なんていきる価値なんか無いんだ……」


さっきまで私をガン見していた真澄くんは
急にしゃがみこむと、声のトーンを下げ、病んでるような表情をする。


さすがは舞台にたった人だ、完全に鬱な人にしか見えない←


『…うん、何となくわかった。お題に答えればいいんだね』

いづみ「そう！じゃあ早速やってみようか

テンションが高い人！」


なんでそう来た！？

…私が普段そこまでテンションが高くないからか。

私は知り合いの一人を想像しながら口を開く。




『おはようございます、我らが愛しき監督さん…⭐

今日も世界は驚きと愛に溢れていますね！Amazing！』





あははは、と豪快に笑い、手品でバラを出して花びらをばらまく。



私なら絶対こんなことしないけど、あの男、日々樹 渉なら絶対するだろう




６人が驚きのあまりか固まる。


まあそうだよね、急に周りの人がテンション変になったら誰でも固まるよ

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