利害一致の臨時マネ 4【青葉城西】

134.休憩 ページ3

松川side



田北も同中だから最寄り駅一緒だし、白鳥沢とちがって、烏野と青城は下り列車に乗らなきゃ行けねぇから…


…夏休み後に鉢合わせたんだ


…田舎の電車だから、田北が1本遅らせば、乗る電車が被るのは必然

…だから、もう一本後の電車に


A「京谷くんこーたい！！」


…笑顔でコッチに走ってくるA


京谷「…っす」


京谷とハイタッチをして、金田一からドリンクを受け取って飲む…


A「はいっ！頑張って〜…って、みんなして何話してんの？」

及川「べ、別にっ！！」

A「ふーん…」


あんまり興味無さそうな反応…

…誤魔化せたか？


瀬見「にしても、A、天童との速攻凄かったなw」


瀬見が明るく話題を変えてくれる


A「いや、あれは天童のおかげだよw」

天童「なになに〜？w」

A「うわっ！？天童！？」


Aの肩に手を置く天童…

イライラする…


天童「Aチャン交代〜」

A「えっ！？…私一瞬しか休んでないんだけど…」

天童「一瞬休んだら大丈夫だって〜w」

大耳「…じゃあ天童は俺と交代な？」

天童「えっ！？」


天童のすぐ後ろに大耳…


大耳「一瞬休んだら大丈夫なんだろ？w」

A「ちょっと！ここに3人も居たら、中、3対5じゃんか！！ほら！大耳行くよw」

大耳「えっ！？俺なん！？天童やなしに！？」


A「ほらほらw体力あるでしょ？w私、大耳とやりたい事あるんだってw付き合ってよw」


笑いながら、大耳の背中を押して、コートに入る…

途中でクルッとこっちを振り向くA…


A「あっ、松川〜…北達に喋ってもいいけど、変なことまでは言わないでねw」


そのまま、楽しそうに大耳の背中を押してコートに戻るA…


松川「…バレてんじゃんw」

北「…ほな、聞いてもええか？葉山、何揉めたん？」


仕方ない…

俺は北達に、Aの事を話した…

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