435.先輩 ページ50
Aside
清水「あっ、ねぇ…Aちゃん」
A「はい？」
顔だけ、座ってる潔子さんの方に向ければ、少し暗い顔の潔子さん…
A「…どうしたんですか？」
清水「…Aちゃん、女バレに行く気は無いの？」
俯いたままそう聞いてくる潔子さん…
A「…烏養コーチですか？」
清水「…うん」
一瞬、驚いた顔をしたけど、素直に頷いてくれる潔子さん…
ユース合宿から帰ってきた辺りから、コーチが心做しかよそよそしい…
…多分、そういうこと
清水「…私はAちゃんのバレーの試合を見たことないから、あんまり言えないんだけど、やっぱりユースに選ばれる実力があるでしょ？…その…いいの？」
…プロに選ばれる人ってのはほとんど、IH、春高で活躍した人
…将来の夢が『プロになること』なら
『今よりも強いバレーを求めること』なら…
…たぶん、今、女バレに入部することが正しい選択肢なのかもしれない
…けど
A「…私は、烏野男子排球部に惚れて、高校は烏野に決めました…みんながずっと憧れてた春高に連れてきてくれました…」
1度諦めた夢…
…サポーターとしてだが、幼い頃からずっと憧れてたキラキラ、ピカピカの体育館に、ようやくこられたんだ
収まってたはずの涙が、自然と溢れてくる…
A「今…すっごい幸せなんです、私…。それに、バレーは『加持ワイルド・ドッグズ』で十分出来てます。大丈夫ですw」
…後悔なんて一切していない
…中学の仲間とも仲直り出来た
…どれもこれも、みんなのおかげなんだ
清水「…そっかw分かった」
A「えっ？」
清水「えっ？」
A「…あぁいや、コーチに説得するように言われたのかと…」
清水「…うん、まぁ…でも、Aちゃんが自分で決めた事なら私はそれを応援する…だって、Aちゃんのこと信じてるんだもん」
ニコッて笑ってくれる潔子さん…
A「…潔子さ〜ぁん！！」
手すりから手を離して、潔子さんに抱きつく…
清水「えっ！ちょっw泣かないでww」
笑いながら優しく頭を撫でてくれる潔子さん…
優しくて、大好きな先輩…
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由奈 - 影山かわいい(ﾉ≧▽≦)ﾉ (2021年7月11日 15時) (
レス) id: f5d137d391 (このIDを非表示/違反報告)
由奈 - めっちゃ面白かったです！ (2021年7月11日 15時) (レス) id: f5d137d391 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - とても面白いです！それで、少し迷惑かもしれませんが、wは見づらいので控えていただけると嬉しいですら。勿論、ダメなら全然オッケーです。気分を害してすみませんでした (2020年8月9日 0時) (レス) id: 00c6ec76a5 (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - あいねさん» コメントありがとうございます。…あまりリクエスト系は受け付けてないので、期待に添えないかも知れません…ごめんなさい (2020年4月25日 20時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
あいね - リベロのままでいてほしいです。 (2020年4月25日 18時) (レス) id: b6d7bd079b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴希
| 作成日時：2020年4月19日 22時
