元天才リベロは烏野のマネージャー 6

249.登校日 ページ6

Aside



夏合宿も終わり、毎日のようにある練習…

それにも関わらず鬼のようにある宿題…

疲れた身体にムチを打って頭をフル回転させる…

やっとの思いで昨日、今日提出の宿題をやり終えた…



…日向と影山くんが


はぁ…

なんで、私たちまで付き合わなきゃ行けないの！！

えっ？

なに？

私？

そんなのとっくの前にやり終えてる！！

なんなら、あと少しで、新学期提出の宿題も終わるわ！！

計画持って、無理のないご返済…じゃない、無理のない範囲で宿題を潰していけば終わってるのに！！

あの、赤点補習組が！！


山口「なんかA、イライラしてるね」

A「月島くん！山口くん！なんで昨日かえったの！？あの後ほんと大変だったんだからね！？」

月島「関係ないﾃﾞｼｮ」

A「はあ！？私も関係ないわ！！」

山口「まあまあww」

A「もう！」


そう…

この2人…

午前の練習後、サッサと帰ったのだ…

2人が帰ったとはつゆ知らず、男子の部室に呼ばれた私と仁花ちゃんは…

6時半…

つまり、学校の門が閉まるまで部室で2人の勉強会に付き合わされたのだ…

コンビニでみんなのご飯買いに行ったり、答え教えたり、作文手伝ったり…

死ぬかと思ったよ…


A「…もう今日は日向と影山くんに会いたくない…」

山口「会いたくないって…部活で会うじゃん」

A「今日、休む」

月島「バカ言ってないで、マネージャーﾃﾞｼｮ」

A「…真面目かよ」

月島「はぁ？(イラッ」

山口「ツッキー！！落ち着いて！」


まぁこの一連の流れも4組名物になりつつある…

それはそれで嫌だけど…


ガラガラッ


影山「A、いるか？」


その声は…まさか！？

我が4組教室に堂々と入ってきたのは…


月島「…王様」

影山「あ"っ！？」

A「早速フラグ回収かよ…」

山口「お疲れ」

影山「なんだよ」

A「こっちの話…で何？」

影山「あぁ…これ」


ズンっと目の前に差し出されたのは、影山くんの携帯…

…のLIN〇の画面


A「何？」

影山「国見から」

A「えっ！？国見くんから…へぇ〜、ちゃんと仲直りしたんだw」

影山「おう」


嫌味のつもりで言ってみたのに、素直だな！！

もう、戦う気も起こらん…

白旗だよ…

で？

なになに？


国見Twitte〇でバズってるのAじゃねーの?


A「えっ！？」

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