元天才リベロは烏野のマネージャー 4

182.烏養監督 ページ37

Aside


烏養(監)「何をだ？誰彼構わずブン投げたりしねーよ。根性無しだけだ」

烏養(コ)「クソジジイ…」


コーチを起き上がらせる…


日向「おっおっ俺は！！自分で戦える強さが欲しい！！！…です！」


なるほど…

これが喧嘩の原因か…


烏養(監)「その身長でか？」

日向「この身長だからこそです！！」


！！


烏養(監)「例えどんな天才セッターが相手だろうと、速攻という攻撃においての"絶対的主導権"はお前だ」


…？


烏養(監)「まぁ、やってみるんがええな…チビ助、お前ブロックしてみろ」


烏養監督がネットを潜り、小学生のところへ行く…

私とコーチは見学


烏養(監)「サード・テンポ」


ボールが上がって1人の子が走り出す…


バチンッ


日向がネットから顔を出して顔でブロックするwww


烏養(監)「次…セカンド・テンポ」


ボールが上がると同時に走り出す…


バチンッ


これまた日向がブロック…


烏養(監)「 次…ファースト・テンポ」


ボールが上がる直前…

走り出す男の子…


ドパッ


日向のブロックも追いつけない…


烏養(監)「さっきの打ち方に違いはあったか？」

日向「なかったと思う！…ます！」

烏養(監)「じゃあなにが違った？」

日向「…助走を始めるタイミング？」

烏養(監)「そうだ！それがテンポだ！！」


なるほど…

どのタイミングでくるかはスパイカー次第…

スパイカーに打ちやすいトス…

それ以外に最高のトスはない…


烏養(コ)「日向だけじゃダメだ！！…A！お前もここで適当にバレーしとけ！！」

A「コーチ！？」


急いでどっかに行くコーチ…

てか、バレーしとけって…

今日休みじゃないのかよ！！


烏養(監)「…んで？そっちの…瀬戸で合ってるか？」

A「えっ…あっはい」


どうやら監督は私の事をお知りなようだ…


烏養(監)「お前さんはなんだ？女子バレのリベロか？」

A「あっいえ！男バレのマネです」

烏養(監)「ア"？お前さん、リベロで全国行ったのに辞めたんか？」

A「まぁ…はい」

烏養(監)「お前さんも繋心とよー似て変わっとるのーww」

A「ふふっwあっ、烏養監督、私も一緒にバレー参加してもいいですか？」

烏養(監)「別に構わんが、スカートでやるのか？」

A「いえ！今日、運がいいことにバレーの服持ってるんです」

烏養(監)「そーか！じゃあ着替えてこい！家の中に入って構わんよ」

A「ありがとうございます！」


意外と怖くないかも…

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