ベタ惚れ ページ29
_玲於side
リハーサルが終わってAを迎えに行く。
付き合ってからどれだけ忙しくても送っていってる。
もし俺が無理だったら、嫌だけど大樹だったりマネージャーだったりに頼んでるし。
てか、久々に俺んち止まるしなんか緊張するな...
俺達はまだキスすらできていない。
Aの心の中から龍友くんが抜け出すまで待とうと思っていた。
でも、さすがに我慢できねえし、
何回も理性が飛びそうになった。
でも歯止めを効かせてなんとか耐えた。
そろそろキスぐらいしてえなあ、
はやとにだって笑われたし。
珍しいじゃんガンガン行かないの(笑)って
これだけ大事な人に出会ったのが初めてだからかな。
大切にしたいって思う。
『玲於くん!!お疲れ様!』
走って俺の隣に来るA。
すげー可愛いの。
「お疲れ。ん」
と手を差し出せば顔を赤くして控えめに手を握る。
早く慣れろよなって思うけど、それすらも愛おしくて。
「何食べたい?」
『ん〜、パスタ!』
「え、嘘でしょ。俺焼肉の気分なんだけど」
『パスタは譲らないよ!?』
「は、焼肉だろ」
この言い合いが毎回の定番。
いっつも俺が折れてやってるけど、
その度Aが顔覗き込んでごめんねって言うもんだから、許すしかないんだよな。
「分かったよ」
『ふふ、ありがとうっ!玲於くんだいすき』
たまにだけど好きって言ってくれるようになった。
これが心からの想いかは分かんねえけど、
初めて言われた時は心臓破裂するくらい嬉しかった。
はやく俺で埋めつくしてえな...。
って独占欲が俺を包む。
『玲於くん玲於くん』
「ん?」
『うん、かっこいい』
「なに突然(笑)」
『難しい顔してたんだもん』
ほんとにつくづく惚れさせるよな。
どこまで惚れたらいいんだよってほどに、彼女に惚れてる俺がいる。
.
『おいし〜!!』
「はいはいよかったね」
『ほんとに美味しいんだもん』
「だもんの年齢きつくね?」
『うるさい』
なんてゆうけど、本当は可愛くて仕方がなくて、
目キラキラさせながら食べるAから目が離せない。
ほんとベタ惚れ(笑)
『玲於くん、あーん』
ってフォークを突き出すA。
巻かれたパスタを食べれば、美味しいでしょ!?ってニコニコ聞いてくる。
ズルすぎるわ
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加恋(プロフ) - 大樹くん最高すぎて泣きそう (2021年1月1日 15時) (レス) id: 2e418c8a08 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - ちーーさん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします! (2019年1月19日 20時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!! (2019年1月19日 20時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちーー - 続きめちゃきになります!まってます! (2019年1月14日 0時) (レス) id: c05d53fa4c (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - つつ゛ききになります! (2019年1月13日 21時) (レス) id: 14702f8eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 空 | 作成日時:2018年12月6日 23時