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初、宝探し。1 ページ11

トリックside

港に出て、去年みたいに道を歩く。

今年は去年よりも人が多い。

そして何より、キーナが俺のバンダナを引っ張ってついてくるから、やけにカメラ?の音がうるさいし、何より俺の腰がおかしくなる。

「おい、キーナ、引っ張んな。」

『だって...周りの人怖いですよぉ...。』

可愛い。

「じゃあ掴まっててもいいから引っ張んな、俺の腰がイカれる。」

そのまま歩いて、日陰に入る。

「ここでいいだろ。」

民達は座りだし、スマホ?やカメラ?を俺達に向ける。

すると、民の一人が言った。

「トリックさん!その子って新人ですか!?」

その質問にびっくりしたのか、キーナが俺を見る。

「レディがいった通り。こいつは新人だぁ。キーナ、自己紹介してやれぇ。」

『え、えっと、僕はキーナって言う...。特技は嘘とイカサマを見抜くこと...らしい!よろしく!』

民達から「可愛いー!」や、「おー!」などの歓声が上がる。

すると、キーナの緊張も少しとけたのか、へらっと笑顔を俺に向ける。

自分の顔が少し熱くなるのがわかって、キーナから目線をそらす。

「キーナちゃんの特技見せて〜!」

『え、でも僕、トリックさんのイカサマはどうしてか見抜けないんだよね...。』

とか話し出したから、俺は金貨のやつを見せることにした。

「キーナ、この金貨を俺に見えないようにどっちかの手に握れ。」

そうして、民にするようにキーナに手順を教える。

『出来ました!』

「かぁんたんだ。金貨はこっちに入ってる開けてみろ。」

キーナが手を開くと、俺がいった通りそこに金貨があった。

「何ぼーっとしてんだ。手を叩け、手を。」

民達に紛れて俺の隣でキーナが興奮気味に拍手している。

.......

はいどうも、愛透です。
いやぁ、そろそろ口調が迷子ですね。

今回ここで途切れました(僕の想像力が限界)なので次のお話に続きます!はぁい!

以上どす。

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結架(プロフ) - 結架やで ええなこれ めっちゃ好き (2019年9月7日 22時) (レス) id: 51078d5ff2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいす | 作成日時:2019年8月7日 22時

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