海賊になってしまった (ページ14)

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第三者から見ると？ページ14

マンマside

夕日が綺麗な時間帯。昼御飯の片付けを終えて、ゆっくりしてたらクックがあたしの元へ来た。

「マンマさん！宝探し！行きましょう！」

「あらクックー！随分楽しみ見たいじゃない！」

「キーナさんとトリックさんも一緒なんですよー！だから俺楽しみで！」

「じゃあ行こうかー！どっこいしょっと！」

甲板の方へ行くと、既にキーナとトリックが待っていた。

「クック、マンマ。早く行こうぜぇ。」

「そうですよー！行きましょうっ！」

「あんたたち兄妹みたいでいいじゃないの！」

「あ！確かに！マンマさんの言う通りですねー！」

「そんな訳ねぇだろ。いくぞぉ。」

トリックもキーナを気に入ったみたいで嬉しいねぇ。

ジュジュビエーヌside

最近、トリックとキーナの仲が良さそう。って話を酔った勢いでロレッタにしてしまった。

「なにぃ？やっぱぁ、あんたトリックの事好きなんでしょお？」

「違うよぉ！気になってるだけ。」

「気になってるんじゃないのぉ！そう言うことよ！」

カチンと来て、一気にジョッキの中に入っていた酒を飲みほす。

「ま、でも私もあの二人の仲はよさそうに見えるわねぇ。ホラウソーも言ってたし。」

「アイツが言ってたってことは嘘じゃないの！？」

「それがねぇ、そんな事も無さそうなのよぉ？」

トリックとキーナの話をしたたら、アルベルトが私たちの方へ来た。

「どうしたどうした？お二人ぃ！」

「ジュビジュビがねぇ？トリックとキーナが仲いいのが気に入らないんだってぇ～。」

「ちがうってば！」

「トリックとキーナちゃんかぁ！確かに、トリック、キーナちゃんの事気にかけてるみてぇだしな！」

トリックと良く酒を飲み交わしているアルベルトが言うんだから、間違いは無いだろう。

そろそろあいつらが宝探しから帰ってくる頃だから、この話題もおわりにしなきゃね。