悪役の結末

悪女10 ページ10

あの後は特に何もなく普通に過ごしていた。










こんな普通のせいかつが後少しで壊れてしまうと考えると普通なら安易に想像がつかないだろう。








A「明日..からか..、」








憂鬱な日々の始まりだ。













別に怖いとかそういうわけじゃない。










もう、慣れたから。













痛いのだって









悲しいのだって









苦しいのだって













全部誰かにわかって欲しかった









Aがそんなことするわけないって言って欲しかった。










だけど、











全部無駄だった










期待すればするほど増えていく心の傷に







もう、飽き飽きしたの










ねぇ...










我慢すれば報われるよね。











何万回先の人生でもいいから











いつかハッピーエンドが来るって信じてるよ..？












だから、私....









大丈夫だから..













A「寮制度とか、だるすぎ...」











文句を言いながらそっと窓を見る













また、こんな日が来るんだろうな。








と思いながら.















生きることだって










泣くことだって









報われるまで、我慢するよ、私













だって、全部無駄だから










弱音なんて..








はけないよ。

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