妹ちゃんの愛され便り (ページ7)

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だいぶ呑み会(？)が落ち着いてきたところで、遂に私の話になった。

翔「そんで、いつ帰ってきたの？」

和「それがほんと2時間前ぐらいなんだよ！

こいつなんも言わないから、

家帰ってきた時、心臓飛び出るかと思った。」

酔っ払って力加減がおかしくなり始めたおにぃは私の頭をぐちゃぐちゃにしながら言った。

うん、だいぶ痛い。

潤「それにしても久々だよな。」

「うん。

楽曲提供した時はロスから音源送っただけだもんね。」

雅「そうだよ！

1回ぐらい顔見せてくれてもいいじゃん！」

今度はまぁくんがでろーんと私の肩によりかかりながら言ってきた。

正直、重い。

「いや、ほぼ毎週のようにテレビ電話してんじゃん。」

そうなのだ。

おにぃの妹ということもあってか、嵐の皆さんとは仲良くさせてもらっている。

びっくりするぐらい異常な程に。

いや、そちらさんも仕事あるでしょって思うが、おにぃや智くんから返ってくるLINEは秒単位だ。

毎週おにぃとの約束でするテレビ電話は必ずと言っていいほど、まぁくんが登場する。

毎週のテレビ電話なんて過保護すぎると思うだろうが、

おにぃの過保護さは今更どうすることも出来ないほどまでに成長してしまった。

もう少し前に手を打っておくべきだったといつもいつも後悔している。

翔「何はともあれ、Aが日本に帰ってきてくれて嬉しいわ。

しばらくはこっちで芸能活動に励んでもらうつもりだし。」

え、なんていいました？

しばらくは芸能活動？

「翔くん？

何を勝手に進めたんだい？」

ついつい私の顔がこわばってしまったようで、

翔くんの顔が青ざめ始めてカタカタ震えながら、

翔「いや、、、、ね！

さっきしやがれのスタッフに電話してLisyyのメディア出演が決まったことを報告したら、

『櫻井さん知り合いだったんですか！

これからの活動のことも、色々積極的に受けていただけるよう伝えてください！』

って言われたから、『はい、もちろんです！』

って勢いで言っちゃったんだよねぇ笑」

と苦笑い。

何してくれてんの？

勢いってなんすか？

そもそもしやがれすら承諾した覚えないんですけど！？

和「翔くんよくやった！！！！」

「何がよくやっただよぉぉぉぉぉお！」