特級術師、雷電先生【呪術廻戦】

46※主受け注意 ページ49

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『あ、もしもし、傑？』


《もしもし、電話待ってたよ。》


『悪いな、急に飛び出して。』


《いや全然、誰かを見つけたみたいだったけど、会えたの？》


『あぁ、今日はその人のところで泊まるから、申し訳ないけど報告書明日でいいか？』


《…！よかったね、いいよ、明日で。》


『ありがとう、じゃあ。』






ﾋﾟｯ







甚爾の仕事事情や宿泊事情には触れず、今日は取り敢えず二人で適当なホテルに泊まることにした。




「今の誰だ？呪術師か？」


『あぁ、高専の友達だ。』





明日予定がないことを確認して、スマホを机に置いた。

直後、後ろから引っ張られてホテルのよく弾むベッドへ押し倒された。

背中からベッドへ倒れ込んだ衝撃で瞑った目を開く。
甚爾は俺の頭の左右に手をついて、覆いかぶさるような状態でこちらをみていた。




『うぐ……な、なんだよ、急に』



「相手しろよ。
お前に会う前は、あそこで今日の相手を探してたんだわ。」



『…未成年に手を出すのか、』

「合意なら問題ないだろ」

『クソ……俺が君の言葉に弱いの、知っててやってるだろ。』

「なら無駄な抵抗するな」






『んっ……っは、ぁ、…ふ、っ』






上から押さえつけられて、抵抗できない状態で、貪りつくようなキスをされる。
息がしづらくて、頭がホワホワしてきたころに口が離された。




『っ…はーー、ーっ……はぁ、』


「おい、こんなんでへばんなよ」





キスしている間だろうか、気づくと上着とシャツの前が開いていて、甚爾の大きな手ですりすりと下腹部を撫でられる。

彼の手で撫でられている、と意識すれば意識するほど反応してしまって、身体が熱くなる。





「お前、こっちの経験は」


『あ、るわけ』


「そりゃそうか、いいのか？」


『……こっちは、君以外はいや、だ』


「煽るな」


『最初、誘ってきたのは君だ』







両足を彼の鍛えられた腰に巻き付け、身体を密着せ、ニヤッと口角を上げる。





「クソガキが、どこでそんなこと覚えてきた。」


『ガキじゃねぇから知ってるんだ。』




「はっ、お望み通り、抱き潰してやるよ。」






太ももの辺りに熱をもった硬いものがあたり、背筋がゾクゾクする。

雄の肉食獣のような、ギラギラとした目で見られて、
『あぁ、喰われるかも。』
と覚悟を決めた。

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