魔法使いの違う世界【ツイステ】

16話 ページ18

廊下に出てしばらく歩いていると、鏡が沢山あるところの一つの鏡の中へ入ると、綺麗なドイツのお城の様な建物があった。



｢さっさと着いてきなさい｣



ポムフィオーレの寮長ヴィルに誘導され、建物の中へ入っていく。



内装も無駄な飾りはなく、一つ一つが建物を彩っていると言っていても過言ではない。



｢おや、毒の君(ロア･ドゥ･ポアゾン)

用事は終わったのかい？｣



｢えぇ、この新入生を特別入学させるんですって

それで、この寮をあの鏡が選んだの｣



｢おお、君が!!

ボンソワール、マドモアゼル

私は3年のルーク･ハント
愛の狩人(ル・シャソゥ・ドゥムアール)と読んでくれたまえ｣



フランス語？でもドイツのお城だったはずなのに。



それに私フランス語苦手だから喋れない。



｢私はA･モリヤです

すみません、あの……｣



｢ルークはあの性格だから気にしないで｣



色々な国が混ざりあって混乱しているAに助け舟を出したヴィル。



しかし、ルークの性格に驚いていると勘違いをしていた。



｢それより毒の君(ロア･ドゥ･ポアゾン)、そろそろパックの時間じゃないのかい？｣



｢そうね、ルーク
後は頼んだわよ｣



｢ウィ｣



返事を返すと、ヴィルはどこかへ行ってしまった。



｢さぁ、もう今日は遅いから君の部屋を案内しよう

寮内や学園内はまた今度｣



片手の手のひらを上に向け差し出すルーク。



ヴィルのさっきの言葉を思い出し、断る理由がなかった為、黙って手を取りエスコートされる。


✩.*˚

間違えて16話 を15話と書いてしまいました……


ご指摘ありがとうございます!

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