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17話◇ ページ17
「くれぐれも無理はしないでね」
『わかってるわ』
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さっきのやりとりを思い出した。
何回も言われた言葉だった。
自分でも板とか窓枠とか越えるのは辛いのわかっていた。
けど、
『この状況じゃ仕方ないわよね…！』
力いっぱいに窓枠を踏み越える。
着地と同時に脇腹が悲鳴をあげる。
だいぶ走ったと思う。
体力のない私にしては頑張った方だと思う。
『…ウィル！もうっ…』
無理そう、そう言おうとした時
「だと思ったぜえええ！！！」
振り返ると見事にタックルを決めているウィル。
助けを求めた声が聞こえていて、それを聞いて来てくれたのかと思うと嬉しさが込み上げる。
「あともうちょとだ！！頑張れ！」
乱暴に頭をわしゃわしゃと撫でられる。
それだけで胸が高鳴って、力が湧いてきて、
痛みなんて吹っ飛んだ。
『やってやるわ！』
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抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年7月2日 8時) (
レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいのすけ | 作成日時：2019年9月22日 15時
