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15話 ページ15
『私…このままずっと片想いし続けるのかしら』
ふと、彼女が呟いた。
俯く彼女の横顔はいつも少し違っていた。
悲しげに、諦めかけている顔だった。
心臓が痛い。
僕の心の中にいる黒い僕が
"そのまま諦めてくれれば"
なんて願っていた。
「…どうして、そんな急に…?」
『……ん、なんとなく』
私の嫌な予感って当たるのよね、
彼女は聞こえないように言ったのかもしれなかったけど、僕の耳には届いていた。
『あ、そういえばね!この前__…』
さっきとは打って変わって明るく話しだす彼女の笑顔は少しだけ、曇っていた。少しだけ。
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抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年7月2日 8時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいのすけ | 作成日時:2019年9月22日 15時