いつまでも支えるから（inar）

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｢ずっと大ちゃんのことが大大大大大好きだよ。
ひかとも大ちゃんのお話してたの。それに寝坊してごめんね。｣







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｢ううん、だいきも我儘言ってごめんなさい。お仕事忙しかったのも知ってるし、ひかと大事なお話してたのも分かってたけど、寂しかったの！｣









“もうひとりにしないで”




捨てられた俺たちにだけ分かるこの気持ち。
一人にされることがどんなに辛くて悲しいのか。
一ミリたりとも離れない俺たちを周りの人は、｢こんな大人が恥ずかしい。｣なんて言って嘲笑ってても、それだけでどれだけ安心するのか。俺らだけにしか分からないこと。








裏切られると人間不信になって、どんなに優しい言葉を言われても、どんなに優しい笑顔を向けられても、その裏の顔を探ってしまいがち。





ずっと支えるからね。

俺らはあの時、お互いを信じて、一緒に歩むことを決めた。









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｢一人じゃないよ。慧ちゃんがいるから。｣






もうこんな不安な思いをさせないように、
ずっとずっと支えるから。





だからもう、泣かないでね。

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