いつまでも支えるから（inar）

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｢ねぇぇぇ、、どうしよう｣







何に対して怒ってるのかさっぱり分からず、大ちゃんとほぼ喋れなかった俺は、(←話しかけ続けたがスルーされた)光に助けを求め中...。








やっべ、電話し始めてから既に20分経過。


｢もうっ、ひ〜か〜る〜｣



｢もう、分かんないよ！俺にそんな事言われても。
なんか伊野ちゃん悪いことしたんじゃない？｣


｢だから寝坊したの。大ちゃんに着替えも一人でさせちゃったし、お腹も...｣

｢あ〜、はいはい。やっぱりそれじゃないの、怒ってる原因。｣



｢だから、違うって言ってたってば！！！｣





｢えぇー、なんでそんな逆ギレ...｣






原因不明のため解決策さえ見つからず。








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｢ねぇっ！！！！ひかるっ！｣



｢俺らに嫉妬したんじゃないの？笑｣



光の声が急に変わったぞ。
大体想像はつくけど。



｢え、あなた誰ですか。｣



｢やだなぁ、昨日会ったじゃない♡光のか、れ、し、｣



｢嫉妬ってどういう事？薮と光に嫉妬したの？｣



｢いや、正しく言えばお前と光じゃない？大ちゃんも色々勘違いしてんのかも｣






.






勘違い...。




そっか、そういうことか。







｢ありがと、薮。やっぱり俺らのこと分かってる。｣



｢いや、お前ら昔っからすれ違い多いから。なんでも分かっちゃう薮ちゃんにお任せあれ！！！｣




｢ふふっ、うん！ありがとう。｣




｢あー、光が拗ねてる！大丈夫だよ、ひかる｣





｢光もありがと、もう切るね。こっちも大ちゃんが拗ねてるから｣





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