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俺たちの朝 ページ1

「ちゃん...、、大ちゃん、起っきして。
お日様出てるよ?」



俺の一日は、大ちゃんを起こすことから始まる




.

シャーッとカーテンを開けて、少し窓を開ければ暖かい日差しが入ってきた





「おはよう」



そう言って微笑めば、はねてる茶色い髪の毛をゆらゆらと揺らしながら眠そうな目で手を伸ばしてくる



その手を掴みゆっくりと身体を近づけて、ぎゅーって抱きしめる。そうしないと、安心できないから。
大ちゃんの心がもたなくなるから。




「お顔洗いに行こ?」




そのまま抱っこをして、ゆっくりとベッドから降りる。俺と大ちゃんの重みでギシギシとなるベッド。


「今日はひかが来るからね」





ほんとは一緒にいたいけど、あいにく今日は仕事の日。洗面台に向かいながら今日はお留守番の日だと伝える。




.




自分をうまくコントロールできない大ちゃんは、数年前から俺と一緒に暮らしている。
年は俺の一つ年下で、立派な大人ではあるけど
見た目は小柄で幼くて、やっぱり普通の人とはちょっと違う。だから、お留守番の時は俺の友達の光に手伝いに来てもらってるんだ。





.






「はい、お口開けて」






まだフラフラしてる大ちゃんの身体を支えながら
歯を磨いていく。




.


いつも自分の手を見ながら考えてしまうんだ。
俺はこの身体を支えている手のように、大ちゃんの心を支えられているのだろうか、と。

初めての日→



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yuria(プロフ) - 続き凄く気になります!これからも更新頑張ってください! (2018年10月7日 22時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
Arry(プロフ) - 書いていただきありがとうございましたm(_ _)m (2018年4月6日 23時) (レス) id: 8495b6ebc2 (このIDを非表示/違反報告)
Arry(プロフ) - ありるんライスさん» はい!これからも応援してます ♪ (2018年4月6日 8時) (レス) id: 8495b6ebc2 (このIDを非表示/違反報告)
ありるんライス(プロフ) - Arryさん» ありがとうございます!頑張って書かせていただきますね! (2018年4月6日 7時) (レス) id: fa78f90175 (このIDを非表示/違反報告)
Arry(プロフ) - リクエストなんですけど、大ちゃんがひかとのお留守番中に具合が悪くなっちゃってる、胃腸炎になってしまうお話が見たいです! (2018年4月5日 23時) (レス) id: 8495b6ebc2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nonfuii | 作成日時:2018年3月18日 22時

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