見習いってだけで… (ページ10)

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取り返しはつかないね！ページ10

人間怒って感情が高ぶるとさ、
考える事とか我慢する事が出来ないんだね

いやほら？私こういうのはあんまりなかったから
まあ言っちゃった後だから仕方ないんだけどさ、

後「見習い…っ！」

あー、怒っちゃってるよ、
な、殴られる？

そう思っていると

安「よせ、後藤

…A本当はこれから一週間かけてお前に鍛刀を教えていく予定だったが、できるならいらないな、
一週間は自由に過ごしてもらって構わない」

後「大将！」

貴「分かりました」

てか、一週間って優しいねここの主さん
ひでぇ所だったら、一日で鍛刀と手入れ覚えてって所もあったっけか、
あ、別にそこがブラック本丸だった訳じゃないよ、ただ主さんがスパルタだっただけだから

そのおかげか、知らんけどさ～刀剣たちも凄く当たりが強かったな

わぁ、思い出すだけで胸糞悪くなってきた

貴「では部屋に戻りますね」

そう言うと、後藤藤四郎が睨んできた
おーコワイコワイ

まあ太刀とかじゃないからましだけど、

……

〔離れ〕

部屋に戻ってみるとパソコンに一通のメールが送られてきていた

貴「またかよ…」

開いてみると
あらやっぱり、差出人は父で、要件は見習い研修についてだった

さっさと研修終わらせて審神者になれって、

貴「何様のつもりだこん畜生！」

終わらせれるなら終わらせてるんだよ
まあ、もう諦めてるんだけどね

毎回のごとく返信はせず、パソコンを閉じ、気分が悪くなったので、ふて寝する
目が覚めたら何をしよう、
トランプは相手がいないし、ゲームは飽きた
勉強も今はやる気ないし

まあ、起きてから決めたらいっか

私はそう思い眠ることにした。