five！ sha ページ10
『っ!!…うんまぁ…！』
sha「やばっ、何やこれ！めちゃくちゃ旨いわ！」
時刻は朝8時半、俺とAの二人はカフェレストランにいた。
本当は城に居て書類仕事やらなんやらをしなきゃいけないんやけど…たまにはAと二人きりで遊びたいやん。
今は二人でパスタを頼んで、今日はどこへ行くかを話し合っている。
『ほわぁ…たらこが…ふつくしぃ…』
sha「イクラヤバイ、めっちゃ綺麗なんやけど…！」
Aはたらこと葉大根のパスタ、俺はイクラとホタテのパスタを頼んだ。
我々国は海が近いし山も近い、自然豊かだけどちゃんと発達しとる国や。
山の幸も海の幸も新鮮なのを食べれるし、料理人もパティシエも一流の奴等が揃っとる。
『うんっっっまぁっ！』
sha「やばい…！旨い…!!」
『シャオロン！ちょっと食べてみ！はい、口開けて！』
興奮気味のAが、パスタを巻き付けたフォークをこちらに差し出してきた。
ニコニコしながら腕を伸ばしている。
………これを素でやるから、コイツはアカンねん…可愛いんや…!!
sha「ぁ、あー……ん。」
『どうや！たらこ旨いやろ！』
なんでお前が自慢気なんや…可愛い…！
sha「スゴい旨いで！こっちも食べてみ？」
やり返そうと思って、口に向けてフォークを差し出す。
『……恥ずかしーやん。』
sha「は？自分からやったくせに恥ずかしいんかww」
『うるせっ！』
ぱく、っとパスタを口に入れて咀嚼しはじめた。
…目が輝いとる…w
sha「旨いやろ？」
『うまい……!!』
そう言って笑う。
このふにゃりとした幸せそうな、気の抜けた笑顔がすごく可愛くて。
実は、今日Aをデートに誘ったのはこの笑顔が見たいからだった。
sha「ふふwほんま旨そうに食うなぁ！」
この笑顔を今だけひとりじめしても、バチは当たらんやろ。
そうして俺らの長い一日が始まる。
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タマゴノカラ(プロフ) - ねこ様、そんなに喜んでいただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年9月24日 7時) (
レス) id: b6146e307b (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - *空月白/白猫*様、もう皆神様です(謎)！こちらこそ、いつもリクエストありがとうございます！これからも頑張らせていただきます！ (2019年9月24日 7時) (レス) id: b6146e307b (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - ぐぁぁぁ！萌え死ぬ！めっちゃ最高です！ありがとうございます！ (2019年9月23日 21時) (レス) id: 90567868b8 (このIDを非表示/違反報告)
*空月白/白猫* - ぐはｯ…やっべぇ、神じゃん。神様じゃん。もうね、うん。物凄いお話読みやすいし面白いし…神か？神なのか？！神様なんですね！(しつこい) 毎度毎度リクエストに答えて頂きありがとうございます！これからも無理せず頑張ってください！ (2019年9月23日 20時) (レス) id: 3c38dcb0f2 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - iyo様、いえいえいえいえ…w 了解です！少々お待ちください！ (2019年9月23日 15時) (レス) id: b6146e307b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷﾘﾄﾘｾﾝ | 作成日時：2019年8月24日 10時
