生徒会長に舌打ちしてしまった女子の末路【d!】

#28 ページ29

ちょ待て！！試合開始まで全力で走らないと間に合わないんだけど！？

なんでこんな体力使わせんの、まじ体育祭恨む


zm｢あれ？A〜！！！｣

『っ！？...びっくりしたぁゾムかよ』


zm｢ゾムかよって、失礼すぎん？？まぁええわ！その感じやともう体調大丈夫そうやな、てかなんで走っとんの？｣

『ブーメラン顔に刺さってるよ』


zm｢..俺は仕事すんの疲れて休憩してたんやけどこの後バスケの試合入っとんの忘れとって今向かってる最中｣

『それサボったって言った方が正しいと思うけど..って、ゾムも一緒なんだ』


zm｢そこは気にせんでええの！え？一緒ってことはAバスケ出るん？？？｣

『会長からケーキバイキング奢りで頼まれた』


zm｢そうなん！？wwまぁ、がんばろーや！｣

『へーへー分かってますよー』


体育館前

｢あっ！ゾム様よ！！｣
｢ｷｬｰｰｯ！！！！！｣
｢今日もカッコイイですねっ！！！｣

うげえぇぇ、出待ち状態やん何これすご。


...一緒に走ってきたからかめっちゃ睨まれてる、まぁそうだよね。
Aちゃん可愛いから嫉妬しちゃうでしょ？←
でもやめてね？？ころさないでね？まだ生きてたい()


zm｢うわ、最悪やわ｣

やっぱここまでされるとやだよね←(元やってた人)

『私後に行った方がいいよね？』

zm｢何言うてるん？生徒会なんやから別れて入る必要ないやろ、もう時間ないし..行くで｣

そう言いながら手を繋いできた


『嘘でしょおまっ！？手引っ張んなよ！！』

｢Aはぐれるやろ、この人集りじゃ。手繋いだら離れんやろ？｣


『...別に人集りに押し潰されるほど弱くないし((ﾎﾞｿｯ』

ゾムってマジで女を落とす言葉使うよな、ホントなんなの。

またもや顔が熱くなった恥ずかしさで素直じゃない答えが口から零れた








別に、かっこいいなとか思ったわけじゃない。多分。



？？｢....何なのアイツ｣

遠くで発せられたその言葉は歓声でのみ込まれ、私には聞こえなかった

┈┈┈┈┈┈┈
ゾム落ちルートになりかけてない？？
なんでだろw別にゾム落ちじゃないんだけどなぁ()

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