【四十七話】 ページ48
アイナ「えーっと……東門東門〜っと」
アイラ「アレだな」
先程まで居た南2番エリアの反対側、南3番エリアに出てすぐマップアプリを確認する。どうやら一番近くに居るのはいわタイプの岩壁のヌシらしい
アイラ「いわタイプ……スミレたちは相性が不利だな……」
アイナ「アリス、行けそ？」
アリス「らぁる？」
アイナ「うーん不安だね……」
いわタイプが多い場所な為、先頭をカルボウ達からラルトス達に変えていた二人。だが良く解ってない様子で首を傾げるのを見て少し不安を抱く事になった
アイナ「ネモ直伝(？)、レッツゴーのお陰で
アイラ「タイプ相性はどうしようもないからな、スミレたちにはいわタイプに抜群を取れる技がない」
アイナ「いちおう調べてみたけど、抜群の技を覚える為にはわざマシンが必要なみたいだし……」
アイラ「抜群技がない以上耐久戦になるんだ、ムクロたちを育てながらヌシのところまで行こう」
どう頑張っても今の自分達ではいわタイプのヌシを有利に倒せる気がしない為、地道にラルトスのアリスとムクロを育てる事に
アイラ「ヌシは……もう少し奥だな」
アイナ「どんな感じなんだろうね」
二人がマップアプリで大体この辺りに居るだろうとペパーに登録された場所を見てみようとスマホロトムを取り出すと、アイナの方へ着信が。出てみると相手はペパーだった
ペパー「ようアイナ！アイラもいるか？」
アイナ「いるよ、どしたの突然」
ペパー「この岩場のどっかに岩壁のヌシがいるらしいからそれを伝えようと思ってな」
アイラ「ありがとな、ちょうどマップ見ようと思ってたんだ」
どうやらヌシは大体マップ通りの場所に居るとの事で態々二人に教えようと連絡してきたようだ
ペパー「ただオレもこのあたり探してみたんだが、全然みつかんねえんだよ！まさか高い壁にひっついてる……なーんてことはないだろうし、そんな深いところにはいねえはず……だから二人は探しすぎて崖から落ちたりすんなよ！」
アイナ「りょーかい、任せなよ」
アイラ「マップ見ながら探してみる」
ペパー「おう！それじゃあな！」
何故二人の居る場所を把握していたのかは不明だが通話は終了。改めて岩壁のヌシを探しに歩き始める
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シーデラ - 面白そうマジで (1月7日 20時) (
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作者名：矮奈@掛け持ち常習犯 | 作成日時：2024年1月7日 1時
