放課後、一緒に勉強してみた！《ダリ》 ページ9
ダリside
放課後、僕はとある彼女に話しかけられた。
『あ、ダリ先生…っ！』
「ん？あぁAちゃん。どうしたの？もう帰る時間
だよ？」
僕に話しかけてくれた子、Aちゃん。この子は真面目で
努力家な子だ。
『…だ、ダリ先生に…勉強を教えてもらいたいんですけど…』
「…おぉー！自分から先生に聞いてくることはいいことだよ。わかった。ちょっと教室借りるから待っててね。」
『は、はいっ！！』
「今回は何の教科？」
『えっと、魔歴…です…』
「あ、魔歴って、僕の担当だから？」
『は、はい…。』
「どこがわからないの？」
『え、えっと…ここの…具体的に書かれてないから
知りたくなっちゃって…』
「あぁ〜、確かにここざっくりだもんねぇ…
ここはね」
僕が話し始めると、彼女は目を輝かせ、笑顔になる。
僕はこの笑顔が何よりも好き。
『…！とっても素敵な魔歴ですね…。ありがとうございます！ダリ先生に聞いて良かったです！』
「どういたしまして〜、ところでAちゃん、
なんでこんなに勉強頑張ってるの？どこかに就職したいとか？」
『！！…。いえ、そういうわけでは…』
心なしか、彼女の笑顔が暗くなった気がした。
「…ご家庭の事情かな？」
『…そう、ですね…。…私、運動とか、勉強とか全然出来なくて…お父さんからいつも怒られちゃって…
でも、それを妹とかお母さんが庇ってくれて…私は運動が
ダメだから…せめて、勉強に励もうと思ったんです。
そうしたら…、お父さんも私のこと認めてくれるって…
だから、頑張ってるんです！！』
「…そっか。はい、Aちゃん！」
『？…え、飴…！？こ、こここんなもの受け取れませんっ！』
Aちゃんはたくさん努力してるとこを
「僕はちゃんと見てますよ。」
『…？』
「…君は頑張りすぎなんだよ。僕は君が努力してるとこ、たくさん知ってます。
だから、焦らないで。ゆっくりゆっくり、自分のペースで頑張ろう！ね？」
『っ！！』
「…さ、もう遅いし、帰った帰った！！」
『…わ、…ﾓｺﾞﾓｺﾞ…』
「？」
『…私、ダリ先生の笑顔…大好きですよ。』
へにゃっ、と笑う彼女にきゅんと胸が高鳴る。
『では、失礼しました。さようなら！』
「っ、あの笑顔は…ズルすぎるでしょ…//」
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リクエストありがとうございました！
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虹夢(プロフ) - 零々さん» あ"あ"あ"あ"ありがとうございますぅぅ……………待って……すき…………… (9月24日 18時) (
レス) @page19 id: 412823dfb0 (このIDを非表示/違反報告)
零々 - 虹夢さん» 沢山のリクエストありがとうございます！少し時間は掛かるかもですが、頑張りますね！ (8月16日 21時) (レス) id: 823af4ccc1 (このIDを非表示/違反報告)
虹夢 - リードくん詰め込み作ってください！具体的にはリードくん猫耳生やしてみた、リードくん幼児化、兄妹だったら、入れ替わり、彼シャツ、ヤンデレ、嫉妬、頭撫でられてみた、迷子なってみた、手つないでみた、膝枕してみたされてみた、押し倒されてみたなどなど… (8月11日 19時) (レス) id: 412823dfb0 (このIDを非表示/違反報告)
零々 - リクエストありがとうございました！ジャズ君ほんとにカッコいいですよね！！ (7月24日 22時) (レス) id: 823af4ccc1 (このIDを非表示/違反報告)
精神年齢14歳 - ジャズ君をいっぱい出してくれたらうれしいです！できれば膝枕とかお願いします！ (6月23日 20時) (レス) @page15 id: 5859197806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零々 | 作成日時：2022年12月4日 12時
