Amar *17 ページ18
「Use it」
「は、はぁ、湿布……」
「Here,OK？」
「どうわ！？ちょ、Aさん！？」
ぺいっと彼の手に湿布を渡したら、煮え切らない反応が返ってきた。
どこに使うの…？とでも言いたげな視線を貰ったので、彼の腹筋を触ればものすごい勢いで手首を掴まれた。
と同時にぴしりと周りの動きが凍りついた。
『……はいはいそこまで。純情弄ぶな、そこの美女マネ』
「！？」
弄んだ覚えも無ければ、絵心に美女認定されてたことも驚きだ。
やましい気持ちは微塵もなかったですとただひたすらに潔に平謝りした。
潔にもすごい勢いで謝られた。軽率に触ってごめんなさい。
どうにもいたたまれなくなって、部屋を飛び出して行った彼女は知らない。
「……ずるくない？潔さぁ」
「いやっ、あれ不可抗力だろどう考えても！」
「コーフンした？しちゃった？」
「こっ、はっ！？」
「指細かった…手すべっすべだった…」
「おーし歯ァ食いしばれ五十嵐」
「なんで！？」
「……まあ腕細かったしめちゃくちゃ軽かったな」
「國神國神。いい匂いしたっしょ？」
「っ、そういうこと聞くな」
「……英語もっとちゃんとやっとけばよかった……」
「「「「「……それな……」」」」」
男所帯の中の紅一点が、どれほど希少価値の高い存在なのかを。
──どれだけ、彼らが飢えていたのかを。
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しょうこ - 初めは凛君推しだったんですけど、作者様のおかげで糸師兄弟（特に冴君）がだいすきになりました！(≧▽≦)更新すごく楽しみににしてます！💘 (1月2日 19時) (
レス) @page49 id: 30a41155d7 (このIDを非表示/違反報告)
etoile(プロフ) - LEさん» わ、ありがとうございます…！地道に書いていきますので、良かったらまた覗きに来てやってくださいませ( *´艸`) (5月25日 14時) (レス) @page46 id: d6edebd72c (このIDを非表示/違反報告)
LE(プロフ) - 一気読みしました！めっちゃ好きですー！更新楽しみにしてます✧ (5月24日 0時) (レス) id: 26edab818d (このIDを非表示/違反報告)
etoile(プロフ) - 志希さん» 嬉しすぎるメセありがとうございます…！展開遅めの亀さんですが、良かったら今後ともお付き合いくださいませ( *´艸`) (5月22日 11時) (レス) id: 09c9e92c1d (このIDを非表示/違反報告)
志希(プロフ) - もう大好きすぎて何回読み返したか分からないくらいの最高の作品をありがとうございます(⚲□⚲) (5月21日 21時) (レス) @page41 id: 42c973c817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：etoile | 作成日時：2023年5月4日 23時
