84話 ページ47
『ごめん、涼太』
「大丈夫っすよ」
私は深呼吸をした。
涼太は優しいからずっと隣に居てくれた。
「話しづらいことなら言わなくていいっすけど、何かあったんすか？
今なら黄瀬 涼太君がタダで悩みを聞いてあげるっすよ！」
涼太がニッと笑う。
涼太といるとなんだかホッとする。
私も一緒に笑った。
『ありがとう。
大したことじゃないんだけど、私黒島君と付き合ってるの』
そう言うと涼太はニコニコしてた顔が急に真顔になった。
「え、あ、あの、い、一応確認していい？
つ、付き合うって好き同士の人がくっつく意味のことっすよ？！
いつ、そのなんだっけ黒崎君？を好きになったんすか？！
てか、黒崎君って誰っすか？！
何でそいつなんすか？！」
涼太がグングンと顔を近づけてくる。
なんでこんなに焦っているんだろう。
『うん。ちょっと落ち着こう…？
あと、黒崎君じゃなくて黒島君ね。
私の説明不足なんだけど、付き合ってるっていっても'仮'なの』
涼太が不思議そうに首をかしげて質問してきた。
「'仮'ってなんすか？」
『本当に付き合ってる訳じゃなくて、別れたかったらすぐ別れる…みたいな』
「なるほど…」
涼太はフムフムと相づちをうつ。
『まだ続くんだけど、私最近ストーカーされてるような気がするの。
それが多分、黒島君』
「え？」
強い風が吹いて、沢山の烏が一斉に飛び立った。
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Ai - 莉弥さん» ありがとうございます！！良き作品なんて…(ﾟﾛﾟ)更新頑張ります！ (2016年10月14日 7時) (
レス) id: 4b0ec96593 (このIDを非表示/違反報告)
莉弥(プロフ) - ﾊｧｯ…何て良き作品…(泣)
更新まってます！！ (2016年10月14日 1時) (携帯から) (レス) id: aa7d841247 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 明日香さん» コメントありがとうございます！！なるべく早く更新しますね！更新頑張ります！！ (2016年9月10日 21時) (レス) id: ca0ec5f260 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - とても面白かったです♪続きが気になります。更新頑張って下さい_(._.)_応援してます(^-^ゞ (2016年9月10日 19時) (レス) id: a56b4ade72 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 桜吹雪さん» コメントありがとうございます！！そんなこと思っていただけるなんて…すごく嬉しいです！！これからも頑張ります！ (2016年9月1日 19時) (レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年8月20日 13時
