70話 ページ33
征の部屋の前まで来た。
フゥと深呼吸をする。
ドアノブに手を伸ばし、ガチャッと扉を開ける。
「A…。僕もシャワー浴びてくるから好きなことして待っていてくれ」
征はもう用意してある着替えとタオルをもって、立ち上がった。
話さなきゃ。
征が私の横を通る。
行ってしまう。
征が扉を開けようとドアノブを捻る。
『…待って！！』
自分でも大きな声が出たことに驚く。
それ以上に征が驚く。
「え、あ、どうした？」
『あ、その、えっと』
謝って少し話そうと思ったが、文章がまとまってなくてうまく言葉が出てこない。
「…先にシャワー行ってくるからその間に話せるようにまとめておいてくれるか？」
征を見るとニッコリ微笑む、いつもの征がいた。
『うん！』
そういうと征は私の頭をポンと置いた。
「じゃあ後で」そう言って征は部屋を出ていく。
私は数秒そこに立ち尽くして自分の今の表情を直す。
『征、ごめんね』
征が来るまで謝る予行練習をする私だった。
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Ai - 莉弥さん» ありがとうございます！！良き作品なんて…(ﾟﾛﾟ)更新頑張ります！ (2016年10月14日 7時) (
レス) id: 4b0ec96593 (このIDを非表示/違反報告)
莉弥(プロフ) - ﾊｧｯ…何て良き作品…(泣)
更新まってます！！ (2016年10月14日 1時) (携帯から) (レス) id: aa7d841247 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 明日香さん» コメントありがとうございます！！なるべく早く更新しますね！更新頑張ります！！ (2016年9月10日 21時) (レス) id: ca0ec5f260 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - とても面白かったです♪続きが気になります。更新頑張って下さい_(._.)_応援してます(^-^ゞ (2016年9月10日 19時) (レス) id: a56b4ade72 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 桜吹雪さん» コメントありがとうございます！！そんなこと思っていただけるなんて…すごく嬉しいです！！これからも頑張ります！ (2016年9月1日 19時) (レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年8月20日 13時
