冷徹で多忙な男を愛した女の運命は。三【鬼灯の冷徹】【鬼灯様】 (ページ39)

今日:6 hit、昨日:30 hit、合計:112,716 hit

135 ページ39

鬼灯「女性は感情から湿気だけなくすとこうなる気がする」

桃太郎「やっぱり僵尸だから、、多少普通の人より感情が除湿されてるとか、、、」

チュン「土の中で除湿はされないよ何言ってるか、、私だって色々と思い出すことはあるよ、、、でもそんな時は
これ薬の博物館や神社によく飾られてるアイツの像を見て、、、、」

チュンは自分のスマホから白澤の現世に伝わる自画像を見せる

チュン「腹痛くなるほど笑った後毎回どうでもよくなる」

桃太郎「何だこの像、、」

鬼灯「これ確実にアイツが描いた自画像が変に伝承されてできた産物ですよね」

チュン「じゃ、せっかくだからコレ使ってアイツに久々の巫蠱でもしたろか」

鬼灯「巫蠱というのは虫等の小動物を閉じ込めて競争させ一番強い者を使い魔として使う呪法です
逆に言うと1ヵ所に動物を沢山押し込めておくと毒を招くと言うことです」

A「古来中国では後宮日本では大奥等女性を籠飼いにしていましたがトップを巡る争いに密閉空間この構図は巫蠱そのものです」

鬼灯「その毒は国を傾けることもあったと思います
ヘタにたくさんの女性を飼い殺しにしていると毒が回るのではないかと私は思うのです」

A「現にあの神獣は巫蠱でチュンさんという蠱毒を作ってしまったような、、」

チュンは紙に蠱毒を描き壺の中に入れ息を吹きかける

〃もこもこもこもこ〃

蠱毒「〃も〜〜〜〃」

チュンの描いた巨大なムカデのような蠱毒が壺の中から飛び出す

チュン「行けーー！！」

鬼灯「その上自分の教えた術を応用されて返されるという、、」

桃太郎「あの蠱毒嫌だなぁ」

A「ぬいぐるみとかにしたら売れそうね」

桃太郎「えっ！！」