冷徹で多忙な男を愛した女の運命は。三【鬼灯の冷徹】【鬼灯様】

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茄子「Aさんは辛党だけど甘い物も好きなの？」


A「甘過ぎるのは苦手かなぁジャムとか蜂蜜とか、、
アイスもバニラとか抹茶が好きだなぁ」


唐瓜「抹茶は好きな人多いよなぁ」





お香「あらっ！？アイスがない！！」


唐瓜「、、また一人犠牲者が、、、、」


店主「八寒の業者が遅くてねぇ、、」


お香「そうなの〜」


唐瓜「八寒から仕入れてんだこのアイスって」


八寒=春一
で皆顔が浮かんでいる


茄子「あの人見てると白いマッシュルーム思い出すんだよなぁ」


唐瓜「ああそう、、俺はアレだわっブナピー思い出すわブナピー」


春一「具体的に失礼だなぁ」


いつの間にか大きな荷物を持った春一が立っていた


茄子「、、、、！？」


唐瓜「アレッ！？何してんすか、、」


春一「アイス、、アイス」


唐瓜「春一さん業者だったんすか？」


鬼灯「獄卒ですよね？」


春一「そうだよう」


お香「知り合い？」


A「八寒地獄の獄卒の『春一』さんだよ！」


春一「八寒の出入口の大門が凍って開かねぇって業者が困ってたから手伝ってそのまま八大来た毎年なのよ八寒は」


鬼灯「いつも寒いですが冬はもっと寒いですから門が凍結するというのは聞いていました」


春一「そう
凍結して動かなくなったら温風当てて開くように対策するんだけどよう急ぎだったらしくてよう」


唐瓜「いいとこあるね」


春一「釣り帰りにたまたま見かけて頼まれたんだけどよう
まどろっこしいのも嫌なんで、、釣った巨大シャケを『せり』よろしく門めがけて滑らせたら開いた」


A「それで何でわざわざここまで届けに？」


春一「あーそうそうこの前なー八大のカレー特集って番組やってたのよう
それ見たら頭がカレー一色になって鍋食ってもアイス食ってもモヤモヤすんのなカレーの口になってんのよう
そんでどうしても八大来たかったってのがあったもんでこれ幸いと」


唐瓜「こっちと同じ理由か」

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