4度目の人生､波乱万丈な話｡【暗殺教室】【男主】

心配すぎる ページ41

3年生の各クラスが各々の考えたレクリエーションを行い大いに盛り上がったレクの時間｡

因みにだが進行は年上と同い年からめちゃくちゃにモテる弥だったので前に立った時点で少しグラウンドが沸いた｡

皆騙されんな!!アイツの本命今んとこ俺やぞ!!!!アイツめっちゃ変態やしあたおかやぞ!!!!←

当然のようにE組はそもそもレクリエーションをする時間さえも与えられていないのでA〜D組のレクが終わった次はいきなり借り物競走｡

俺はまたもやアンカーを任されており､心配の種のイトナはなんと第1走者｡

初っ端から飛ばすやん､と思ったがよくよく考えれば借り物競走は大喜利ではない｡決して｡



弥〈ではでは次の種目は…あ!!借り物競走??借り物競走!!借り物競走!!です!!〉


カンペの役割でもしているのだろうプリントをチラリと見た後にパアッと顔を明るくしてキョロキョロ人の顔を見ながらそう言う弥｡

…俺コイツの心情を当てれるかもしれへんわ｡


「『(若お願いします俺のお題俺のお題俺のお題俺のお題俺のお題俺のお題俺のお題俺のおd…)』」


……やろうな…(大正解)

弥はそこまで進行を終わらせるとクラスメイトだろう放送委員にマイクを手渡すと自身の席に戻った｡この子がお題の確認をしてくれるらしい｡

煩悩の塊な弥だが学秀同様猫被り(??)は得意なので周りの人…特に隣の女子が「弥君可愛い…」と呟いていた｡

うん､やめとけ(良い笑顔)

頼むからあんな野郎に引っかからんといて｡折角綺麗な顔してんねんからもっと真っ当な美形とでも付きおうて…

勝手に隣の人の心配をしているとピストルの音が鳴ってしまった｡

さよならだイトナ……(死にません)

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