72話 ページ26
Aside
驚きの声がちらほら聞こえながらも、私とリボーンだけはクスリと笑った。
しょーがないな。
「…了ちゃーん!ファイトっだよー!!」
「…っおう!極限ー!!!」
素よりワントーン、いやツートーン高めで1匹くらい猫は被ってるけど、応援の気持ちは正真正銘本当だ。
そんな私を見て、ツナ側は安心したように笑っていて
ヴァリアー側は、笑っているやつが数名、意味のわからないと言っているやつが1人。
てか何笑ってんだ。
「ししっ、やっべお前ほんとっ笑えるー!」
「なに笑ってんスカ?え?ただ応援しただけでしょ。」
「…お前っ、声どうしたあ?仲いいんだろお?」
「…うっさい、大人の事情。」
大人の事情ってなんだよ、となんか知らんがツボにハマったいるやつは置いといて、こっちを不思議そうに見ているツナの方に手を振っておいた。
私は無事だぞーっていう意味で。
そして時間が押しているというので、了ちゃんVSルッス姉の勝負は突如始まった。
なんかごめんねチェルベッロちゃん。
勝負開始後すぐに、強い照明が照らされて私は反射的に目を瞑る。
まずい、このこと完全に忘れてたっ!!
「…ほら」
「あ…」
ズイっと差し出されたのはサングラス。
差し出し人はマーモン。
え、なに、珍しっ。雨でも降る!?
あ、明日雷戦だから雨降るわ、だからかな。
「5000円。」
「ですよね、後払いでよろしくお願いしゃす。」
やはりマーモンは、マーモンだった。
とりあえず有難くサングラスを貰い、領収書を書いて観戦。
……観戦とか言っちゃってるけど、コレ、殺し合いなんだよね?ヴァリアーからしたら。
…だったら間違えても笑えない。絶対に、笑ってなんか観戦できない。
私は結果は知ってるけど、もし狂ってたらやばいし。
それに、死にはしないけど大怪我はするんだ。
そんなのを笑いながら見えるほどサイコってない。
「了ちゃん、頑張って勝って。ルッス姉は頑張って生きて。」
私は激闘の中、小さく願った。
「……。」
.
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ロシナンテ。(プロフ) - もう続きませんか…? (2023年2月18日 20時) (レス) @page37 id: 7c91679d8c (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ぱふぇ - なんだかんだ言って原作に巻き込まれているのを見るの楽しいです!更新頑張ってください! (2018年6月12日 13時) (レス) id: d968ce28b5 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - フェイタン天使さん» 仲良くしていっちゃいたいと思います!笑 頑張ります、ありがとうございます! (2018年2月16日 20時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - どっちのファミリーもホントに好きで、主人公と今後とも仲良くして欲しいです。更新待ってます! (2017年12月19日 22時) (レス) id: 0471dee109 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - マーモンかわいいいいいいいいいいいいいいさん» ganbarimasu!!! (2017年10月11日 10時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時:2017年6月18日 16時