49話 ページ2
Aside
その後M.Mちゃん達が出動し、私と骸と柿ピーだけ室内に残った。
うむ、柿ピーったら犬と同様警戒してるね。大丈夫だから警戒解こう。
「骸様…この女、並中の…」
「千種、その話をもう一度するのは面倒です。また話します。」
柿ピーの質問をサラリと交わす骸。
おいよ、言ったれよ。あ、てか私の銃返して?うん返そ?
早く返そ?
「骸、あれ返してもらえるかな」
「今、ですか?まあいいですよ。どうぞ」
思ったよりもすんなり返してもらって喜んでいるのもつかの間。
少し真剣な顔して、私を見つめいう骸。
「本当に、君はマフィアに入る気は無いのですね」
「え、うん。そりゃあ…」
「クフフそうですか。」
意味深な笑い方をして、 そろそろ僕も行くとしますか と言って骸は外へ出ていった。
ついでに言うと柿ピーも出ていった。私を睨みながら。
いやまってまって、なんでそんなこと聞いちゃうの?私すごいフラグ立ってるんだけど?しってる?ねえ知ってる?
…いくら骸が、 もし入ったとしても友達だ と言ってはくれても命に関わることはしたくないし。
いやね?原作にはちょーっとは関わりたいなっていう欲はあるんですよ。当たり前だけど。
だからリング戦はみたいんだよなあ…いいやまって死ぬわ。
未来編には行きたい…いやいやどーやっていくの?死ぬじゃん。
そんなことを悶々と考えていると、骸が一人で笑いながら帰ってきた。
「どしたの、機嫌いいね」
「そう、見えますか?いや、そうかもしれませんね…。
クフ、クハハハハッ」
すごい興奮してやがりますね。
雲雀さんの時もそんな感じで一人で盛り上がってたのか?
うん、ひいてないよ。私も結構ひくようなことしてるしひいてないよ。
つか、もうすぐ来ちゃうのかー…
「そっか、来るんだー」
「………。」
少しすると骸の言う通り、ツナたちの声が聞こえてきた。
えーっと、私はマインドコントロールされたフリをするんだっけ?
「A。」
「ん?…どしン"イ"ッ!?」
トンっと、静かで重い音がした。
遠のいて行く意識の中、骸が私の首元を叩いて私を気絶させたのだと察する。
「君に、この世界は似合わない」
さようなら
そう、私の五感が眠るなか骸が呟いた気がした。
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ロシナンテ。(プロフ) - もう続きませんか…? (2023年2月18日 20時) (レス) @page37 id: 7c91679d8c (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ぱふぇ - なんだかんだ言って原作に巻き込まれているのを見るの楽しいです!更新頑張ってください! (2018年6月12日 13時) (レス) id: d968ce28b5 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - フェイタン天使さん» 仲良くしていっちゃいたいと思います!笑 頑張ります、ありがとうございます! (2018年2月16日 20時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - どっちのファミリーもホントに好きで、主人公と今後とも仲良くして欲しいです。更新待ってます! (2017年12月19日 22時) (レス) id: 0471dee109 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - マーモンかわいいいいいいいいいいいいいいさん» ganbarimasu!!! (2017年10月11日 10時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時:2017年6月18日 16時