新野先生の娘は元軍医さん!？【玖】 (ページ14)

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嫉妬① ページ14

(夢主side)

九連「諸泉とかいう若造が、喚き散らしていた。」

(諸泉「土井半助め…見ていろ…今にお前よりも強くなって…A軍医長を振り向かせてみせる！！」)

九連「土井というのは確か…お前があの夜眠っている間、隣にいた目のでかいやつだろ？」

『あのねぇｗ一応あなたよりも一つ年上よ？』

九連「頼りになりそうなやつだった。」

『え？』

九連「良かったな。おめでとう。」

『ありがｔ…って！！！まだ恋仲であって契ってはいません！！』

九連「そうだったか。それは失礼ｗ」

『あなたって…そういう性格してたかしら…？』

九連「実は自分でも驚いている。よく友人たちからお茶目だと言われる。」

『良い傾向でｗ』

九連「今も、鍛錬は続けているんだな。」

『教師だから、感覚を鈍らせるわけにはいかないからね!』

九連「鍛錬バカだから、手にマメか。」

『九連にまで鍛錬バカと言われてしまった…はぁｗ』

九連「いや…雑渡殿がおっしゃってい『はあ!?』」

『よ…余計なことを吹き込まないでよ…』

九連「あ、恋愛に興味無かったとか、男嫌いだとか、治療のときは相手が男だろうが容赦なく服を剥ぎ取るだとか、オカン気質の男装趣味野郎とか…あと超鈍感だーとか仰っていた。」

『ぜーんぶ聞いちゃったのね…』

一体、九連に何を吹き込んだんだ雑渡さん…

九連「あと、お前が酒に弱くて酔うとすぐにｎ『ああああああ!!!やめて!!!もう分かった!!!状況は理解した!!!もういい!!!』」

ほんと厄介だなあ!!!組頭め!!!

『私の黒歴史…早く忘れてよ…』

九連「ふっｗふははははははｗ」

土井「A…さん…？」

『あ!!半助さん!!やっと来てくれたぁ♡ 我が家へようこそ〜!!実は今、九連が来てくれ…て…』

様子が変…？
怒ってる…？

九連「あなたが、お噂の土井さんですね。ご無沙汰しております。九連です。」

土井「あ…ああ。元気そうで何よりです…本当に良かった。」

『半助さん…？』

九連「土井さん？どうかなさったんですか？」

土井「…」

『ごめん九連、ちょっとここで待っていてちょうだい。』

九連「ああ分かった。」

『ちょっとこっちに…』

土井「！？」

半助さんの身に、何かあったのかもしれない。
私は半助さんの手を取り、一旦家へ入ってもらった。

『半助さん、何があったんですか？』

土井「え…？」

『様子がおかしいので…まさかまた体調が悪いんじゃ！？』

土井「違うよ！すこぶる元気だよ！その…」