新野先生の娘は元軍医さん!？【陸】 (ページ18)

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続く同盟作戦③ ページ18

※オリキャラが出ます

(夢主side)

大川「では、今日はお集まりいただき、かたじけない。お帰りの道中、お気をつけて。」
黄昏「こちらこそ、提案を受け入れていただき誠にかたじけない。」
香波「今日は有意義な時間であった。感謝する。」

『では黄昏甚兵衛殿、雑渡さんの元へお送りいたします。』
黄昏「ああ。頼む。」
『香波垂時衛門殿、竜王丸の配下の者を複数名、お城まで護衛にお付けいたします。道中どうかお気を付けてお帰りください。』
香波「誠にかたじけない月華。」

和平会議が無事に終わり、学園長の庵を出て、校庭に向かったが…

『これは…』
大川「あちゃー。これはやってしまったのお。事前に知らせておけば良かった…お二方、うちの忍たまが大変申し訳ない…」
黄昏「案ずるな。うちの忍者は皆優秀。そう簡単にはやられまい。」
香波「そういうことですか！わっはははは！！」
『誠に申し訳ございません！！鎮静して参りますので少々お待ちください！！』

これは完全に私のミスだ…同盟を内密に結ぶためにと、忍たまたちに話していなかった私の落ち度だ！！

『諸泉！！』

諸泉が乱太郎を捕らえているが…首に苦無が向けられている。
苦無を突き当てているのは…伊作だ。

伊作「乱太郎をはなせ。」
諸泉「っ！！何者！？」
伊作「離さないのであれば斬る。」

ゾクッ…

『やめなさい伊作。』
伊作「はっ！！」

私は手を置き、伊作の苦無を制した。
瞬時に我に返る伊作。そんな伊作を、乱太郎は不安そうに見た。

乱太「伊作…先輩？？」
諸泉「っ！！A軍医長！？なぜここに！？」

『…今そんなことはどうでもいい。はあああああ…』

大きく息を吸い…

『全員やめー－－－－－！！！』

ピタッ！！

留三「A先生！？」
反屋＆椎良＆五条「「「A軍医長！？」」」
『よく聞きなさい！！タソガレドキ城とカワタレドキ城は、本日より忍術学園の敵ではなくなった！！武器を納めなさい！！』

仙蔵「…分かりました。みんな、先生に従おう。」
留三「どういうことですか先生！！」
文次「なぜ止めるんですか！！」
『後できちんと説明するから。武器を納めて。』
文次「…分かりました。留、従おう。」
留三「…」

五、六年生は従ってくれた。

『大変失礼をいたしました。雑渡さん、道中お気をつけてお帰りください。』
雑渡「ありがとう。そっちも体、気を付けなよ。」
『富海さん、柏木さん、糘地(すくもじ)さん、護衛よろしくお願いいたします。』