新野先生の娘は元軍医さん!？【伍】 (ページ14)

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本当の姿の段⑤ ページ14

(夢主side)

北石「それよりも！！ケロちゃんとラビちゃん、元気ですか？」
大木「おう！連れてこようか。」
『ケロちゃんとラビちゃん？』
北石「大木先生が飼っていらっしゃるヤギとウサギです。」

大木「連れて来たぞー！！」
『！！！』

大木先生が連れてきたケロちゃんとラビちゃん…

『可愛いぃぃぃぃ！』

３人「「「！？」」」
ケロ「メェェェェェ」

２人とも毛はふわっふわ…目はクリッとして綺麗で…
ラビちゃんは、小さく耳がとても♪
ケロちゃんは、人懐っこい。

『こんにちはラビちゃ～ん♪怖がらないで大丈夫だよー』
『ケロちゃ～ん♪よろしくね～！』

ケロ「メェェェェェ」

ケロちゃんが頬ずりをしてくる。

『はぁ…可愛い過ぎるぅ～♪』

大木「か、可愛いだろう？///」
野村「ああ。可愛いなあ///」
北石「あのー？お二人とも？」

しばらくケロちゃんとラビちゃんを堪能した。

『そうだ…自己紹介が遅れました。私、六年生実技担当の新野Aと申します。よろしくお願いいたします。』

大木「大木雅之助です。にしてもすごいですね。新任で早々、六年生の実技なんて。」
北石「山田先生の教え子さんだそうです。」
大木「へえー！！それはまたすごい。」

『教師になるのは初めてで、まだ不慣れではありますが、野村先生を始め、いろいろなことを教わりながら、なんとか教師をしています。』
野村「他の学年の忍たまたちからも評判で、先生方もみんな褒めていらっしゃいますよね。」

野村先生の距離が、先ほどから近い気がする。

大木「雄三…てめえ何を考えてやがるっ！？」
野村「馬鹿なお前には関係ないことだ。」
大木「何っ！？」
『！？』

大木先生に腕をガシッっとつかまれ、引き寄せられる。

『ちょっと…一体何ですか？』

大木「あの、良い殿方は？」
『え？いません…けど？』

野村「雅之助ぇええ！！」
大木「邪魔すんなキザ野郎っ！！」
『ちょっ！！おわああ！？』

再び二人が喧嘩を始め、私は瞬時に退避する。

『はぁ。とんだ目に遭いましたよ。照代さん、野村先生は放っておいて帰りましょう。』
北石「そ…そうですね…」

あのお二人が顔を合わせたら、ろくなことが起きないということを学びました。