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借り物競争 ページ25

Aside

「じゃあ、先に行ってるね」

「うん、また後でね!カナヲ!」


さぁて、私も行きますか。
まだ時間あるし、歩いて行こう。


「ん?A!」

「え?あ、善逸!!」

「Aも借り物競争出るんだろ?一緒に行かない?」

「うん、行く行く〜」

隣に並んで歩いたら分かった。
身長差が…!
10センチくらい?

「ねね、身長何センチ?」

「えー、大体…164くらい…?」

「ゑ。」

「?」

私155くらいなんだけど!
ほぼ10センチじゃん!

「はは…チビな彼女でごめんね…」

「え、なに急に?俺は自分より小さい彼女の方がいいけど。」

「? そんなもん?」

「うん、だって…───あ、着いた。」

「しのぶ先輩だ!」

「あらあら、善逸君にAさん。」

「しのぶ先輩もその格好でするんですね!」

「あ、ほんとだ。Aもチアの格好で参加するんだね。」

「うん!」

「いえ、私は参加しませんよ。審判係をするんです。男子と女子で別れます。最初は男子からなので善逸君、こちらへ。」

しのぶ先輩は善逸に手を差し出して誘導した。
善逸はその手を握って

「うへへ…はぁい」

と、変な笑い声を出した。

「気持ち悪いよ、善逸」

「知ってるよ!」←

「美人だからってそんなことしてるといつか騙されるよ。」

「そんなこと言って、本当は嫉妬してたりして…」

「はいはい、善逸君。そこまで。並んでください。」

しのぶ先輩ナイス!
あ、でも…

「しのぶ先輩…」

「どうしました?」

「私、嫉妬なんかしてませんからね」

「ふふ、分かってますよ」

分かってねぇだろ…してないからな。






「女子の皆さんはこちらで待機です。」

女子「「「はーい」」」

「あ、でも男子の部の借り物競争で誰かが来た場合は動いていいですし、応援もしていいですからね!」

モブ「えー、誰応援する?」

モブ「私は好きな人かな…」

モブ「私はイケメン応援しよ…あ、あの人とか!」

そう言って善逸を指さした。

モブ「んー…あ、確かによく見るとイケメンだ!」


いやいや、よく見なくたってイケメンでしょ!
それに、善逸は私のです!
残念でしたぁ!乙ぅ!

『男子の部の用意が出来たようです。』

そう聞こえたらしのぶ先輩が片手を挙げて、こっちも大丈夫です。と合図をした。



『位置について、よ──い……』


え、待って待って善逸は…



「…居た…!」

髪の色が分かりやすくてよかった。



─────バンッ!!

ピストルの音が全体に響く。

借り物競争□←校長先生のお話。



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炭善推し♪ - あ~。推しの私は今魂しい抜けてます!凄く良かったです♪どうか続きお願いします!待ってますね★ (2020年11月9日 17時) (レス) id: b6d5995114 (このIDを非表示/違反報告)
- 遠くの猫さん» めちゃくちゃ嫌です…。学校によって中間テストの時期って変わるんですねぇ(←知らなかった)読んで下さってありがとうございます!遠くの猫さんに応援されたからテスト勉強 頑張らないと!! (2019年10月1日 5時) (レス) id: ff7d6fea03 (このIDを非表示/違反報告)
遠くの猫(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます!中間テスト…嫌ですよね。私も最近終わったばっかで…頑張ってください!応援してます!! (2019年9月30日 23時) (レス) id: 8c9bd7a372 (このIDを非表示/違反報告)
- 乳酸菌 チーズさん» そうなんですよ!幼馴染以上の存在になれたので…。そのままだとなんかなーと思いまして。前から読んで下さってありがとうございます!これからも頑張ります!! (2019年9月27日 21時) (レス) id: ff7d6fea03 (このIDを非表示/違反報告)
乳酸菌 チーズ(プロフ) - あれ?名前変わりました?まぁ、変わったとしても読み続けるんですけどね!!!これからも更新頑張ってください!!!楽しみにしてます!!! (2019年9月27日 20時) (レス) id: 83eeaf0eb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年9月27日 17時

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