｢いつの日か｣が叶ったら。【我妻善逸】

校長先生のお話。 ページ24

Aside

ポンポンを渡された。

ポンポンってあれだよ、あれ。
分かる人には分かる。



ピンクとか青があったけど私は黄色にした。


しのぶ先輩に何故か笑われた。解せぬ。



モブ子ちゃんによるとこれをテキトーに振り回せばいいらしい。

説明を受けた後、開会式があった。

校長先生の話が非常に長かった。

ほぼほぼ校長先生の思い出話でクソほどどーでも良かった。

寝てたら義勇先生にほっぺつねられた。
あー、幸せ。

でもその後、義勇先生も立ったまま寝てたんよ。


しのぶ先輩は寝てる義勇先生の足をわざとらしくグリィッと踏んで起こしてた。見てるこっちが痛い。


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───

｢えー！この格好のまま競技に参加するの！？｣

モブ子｢そりゃそうだよー。わざわざ着替えるの？めんどくさくない？｣

｢めんどくさい！｣

モブ子｢じゃあそのまま参加しな。｣

｢おけまる水産｣

1番目から私の出番とは。
驚き桃の木山椒の木だよ。

借り物競争だって。どんなのがあるのかなー。


好きな人とか？
なら私は義勇先生を……


｢ムフ、ムフフ…♡｣

｢！ A…｣

｢えっ？｣

｢｣ﾋﾗﾋﾗ

優しい笑顔で手を振ってくれる、ちょうちょの髪飾りを付けた、かんわいい女の子。

｢カナヲ！｣

｢その格好…チア？可愛い｣


｢ありがとー！カナヲの方が何千倍も可愛いよぉ！｣

｢…///｣

え…俯いたまま照れてんの？

よし、嫁に来い。

｢Aも借り物競争に出るの？｣

｢そーだよ！カナヲも？｣

｢…うん、頑張ろうね｣

｢うん！！｣

まぁ私がカナヲに勝てるなんて微塵も思ってないが！
楽しむことが大事なのだよ！


｢次回！『借り物競争』！｣

｢A、何言ってるの？｣

｢え。だ、だよね〜…あはは…｣

借り物競争�、�←謝罪

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