火薬系カップル【忍たま乱太郎】

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〜数日後〜

勘右衛門「ついに来ましたね予算会議。」

ついにこの日がやってきた。今日は予算会議当日。今日まで各委員会は各々、準備を進めてきた。もちろん、我が学級委員長委員会も。

A「三郎、準備は？」

三郎「バッチリです。」

今日は三郎にたっぷり働いてもらおう。
それでは、


A「学級委員長委員会、出陣だ。」





一方、忍術学園の別の一角にて。

仙蔵「喜八郎、頼むぞ。」

綾部「わかってますよ。」

今日の予算会議が開催されるのは、忍術学園の敷地内で、校舎とは少し離れたところにある建物。元々は倉庫として使っていたらしいが、会議をやるにあったって片付けたらしい。

仙蔵(道中には喜八郎の罠が仕掛けてあるからな。1番のりは作法委員会で決まりだ。)


仙蔵「では、行こう。」







ザッ

建物の外から足音が聞こえてくる。

文次郎「来たか……」

扉を開けると、そこに立っているのは作法委員会の面々。

仙蔵「やはり私たちが一番乗りか。さて、他の委員会が遅れているうちに、予算を頂いていこう。」

どうやら作法委員会は、校舎からこの建物までの道中に、罠を仕掛けていたようだ。天才トラパーの異名を持つ綾部喜八郎がいる故の技。他の委員会たちは、その罠にかかって遅れている、どういうわけか。

そのとき、作法委員会が立っているさらに向こうから、声が聞こえてきた。




A「やっぱり。うちは2番手か。」




藤内「学級委員長委員会……」


喜八郎「随分とお早い登場ですね。」

喜八郎の言葉に、私はにやりと笑う。

A「うちの委員会は優秀なんでね。舐めてくれちゃ困る。」




文次郎「くそ、厄介なのがまとめて来やがった…。」

仙蔵・A「失礼な。」


こうして、今回の予算会議が幕を開けた。

学級委員長委員会の策謀 の段→←。

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