火薬系カップル【忍たま乱太郎】

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A「そんで、他の委員会は？」

伊作「うちは薬草園で薬草取り体験でもしようかなって。」

おお、今までで1番まともだ……いや今までのが異常だっただけか。


律希「生物委員会は餌やり体験！」

長次「……暗号の解読クイズ…もそ……」

わー、やっぱみんな用意してるのか。うちの委員会ななんも用意してない…

A「作法と用具は？」

留三郎「いやー、それが何も用意してないんだ。何やればいいかわからなくてな。」

あ、良かった仲間だ。

仙蔵「そうだな、うちの委員会にあるものと言えば生首フィギュアくらいだが…それを使って何かするしかないな。」

生首フィギュアって結構不気味ですけど……
1年生の失神は確定かな。


A「ふーん、そっかー。」

やばいなー、どうしよ。何も思いつかない。


……うん、お茶と茶菓子でも出せばいっか！！

おい適当だな、と思ったそこの君！我が忍術学園学級委員長員会を舐めないでいただきたい！
私たちは仕事がないから、集まれば年がら年中お茶を飲んでいる！
よって、私たち学級委員長が入れたお茶は、学園一美味しいと言っても過言ではない！！！

我が学級委員長委員会の実力、1年生にたんと味わって頂こうではないか！！！！


伊作「みんな、そろそろ行かないと！」

小平太「いけいけどんどーん！！！」

A「はいよー。」

そうして、私たち8人は教室を後にした。





ーーー同刻、1年生の教室にてーーー

土井「みんな、今日はクラスごとに委員会見学がある。今度、それぞれが入る委員会を決めるから、しっかり見てくるように。」

は組「はーい！」

土井(まったく返事だけはしっかりしている…くれぐれも迷惑かけないでくれよ……)

1年生の教室でも、授業が終了して教室が一気に賑やかになる。


庄左ヱ門「さぁ、みんな並んで！僕らは最初は学級委員長委員会の見学だ！」

はーい、と、ばらばらだったは組が並び始める。指揮を撮っているのは黒木庄左ヱ門。この個性溢れる一年は組では、一目置かれた存在だ。
きっとこのクラスの学級委員長は、庄左ヱ門になるんだろうなぁ…、と誰もが思うくらいだ。

乱太郎「庄左ヱ門は頼れる学級委員長になりそうだねえ。」

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