あの音を掴んで。ー第二楽章ー【ヘタリア】

60曲目。 ページ26

ほんっと最近サボり気味で申し訳ありません。

私からのお年玉です、遅めの。3話連続投稿いたします。




残り2話は明日に回します…。

これでも少ないでしょう？ごめんなさい。
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Aside


















放課後。

ポル先輩がインペーロ先生に入部届を提出、吹奏楽部の部員は18人となった。









羅「よし！部員も増えた事だし、新入生歓迎の案でも考えっか。酒と女と魚介類あれば大丈夫だろ！」


北伊「爺ちゃん…何でその思考になるの…？俺ら高校生だから、お酒は無理だよ」

南伊「ベッラが来るんだったら良いぞ、このやろー」








フェリの言うことは最も、ロヴィーノ…何でその方向に持ってくのだ…。



独「部活に美人は関係ないだろう。部員が増えれば良いのだ」















ルートその通り。吹奏楽は部員が多いに越したことはない。運動部と違って、多ければ多いほど音の厚みが増すし、色んな音が聞こえて楽しい。









『あ、そういえばポル先輩。楽器、どうします？』

葡「あぁ、言うとらんかった？ソプラノサックスがええ」




そう言い、先輩が指さしたのはソプラノサックスのケース。4種類あるサックスの中で1番高い音域のサックスだ。














『これ、で良いですか？』

念のための確認、私はそっと首を傾げた。ポル先輩の方を真っ直ぐ見つめる。








葡「ええよ、おおきになぁ」

先輩が微笑む。その笑みがどこかトーニョ先輩とそっくりな気がした。トーニョ先輩を太陽、と例えるなら、ポル先輩は月、だろうか。












葡「早速吹いてみてもええか？トーニョ、教えてや〜」


西「なんでこっち来るねん！他んとこ…眉毛のところでも行けや！」


英「いっくら年上でも…眉毛は聞き捨てならねぇな？」


仏「アーサー…元ヤンが…」


米「元ヤンが出てるんだぞ」


露「ふふ〜みんな楽しそうだね〜」


中「うるせぇあるよ！もっと落ち着くよろし！」



















仲間達の声に耳を傾けながら。自然と微笑みが浮かんだ気がした。





羅「随分賑やかだなぁ〜」

『賑やかです。偶に騒がしいけれど…私はこの空気が大好きなんですよ』







仲間の方を向いてそっと目を細めた。


















？「失礼する。兄さんは居るだろうか？」

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