赤色くんの幼馴染です

じゅうさーん ページ17

回想





僕は極普通の家庭に生まれた







お母さんもお父さんも優しい






4歳年上のお姉ちゃんもしっかり者で優しい






幼稚園に通う頃から一人称が僕だった






物心ついた頃からずっと






コレが普通だと思っていた







コレが通用したのは小学校の低学年まで






小学校の中学年から







モ「何で咲楽ちゃんって僕って言うの？」





モ2「普通にキモいんだけど」






って言われて







低学年から一緒にいた子も僕から離れていった








でも、りいくんだけは僕の方にいてくれた








時は進み中学生






中1の頃に転校生がやってきた







それが心春







久しぶりの友達ができた







とても嬉しかった







"僕なんかでいいの？"







て聞いたら







"もちろん！"





って言ってくれた






真面目に答えてくれた







6月の中旬くらいに






放課後遊ぼうって誘った







買い物したり、お揃いの物も買った







るんるん気分だった







帰り道の別れ際






『バイバイ』





心「また明日〜」








心春と別れた1分後






"ピーポピーポー"







騒がしいな






ちょっとだけ覗いてみよ








え、心春？






『心春！！心春！！！』






あぁ僕のせいだ








僕が遊ぼうって言ったから








心春が亡くなってから







学校では暴力が始まった







りいくんは助けてくれた






"りいくんはお母さん達に言おう"






って言ったけど








家族に迷惑かけたくないから







"お願い！言わないで…"

じゅうよん→←じゅうに(*´ω`*)

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