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ボス ページ4

バタン

「私、帰る。」

踵を返そうとすると、太宰に腕を掴まれる。
そしてそのままドアの前に立たされる。
次の瞬間、勢いよく視界が開ける。
ドアが開いたのだ。

中の2人と目が合う。

「紅月彩です。」

とりあえず笑顔でしょ。
笑顔が引きつってるとか知らない。

「ゴホン さて、君は何も見ていないし
聞いてない。いいね?」

わざとらしく咳払いをし、圧をかけるように聞いてくる。

「はい、私は幼女を追う中年男性の姿や、
下着姿で逃げ回る幼女などは一切見ておりません。」

そう言えば、メスを投げてきた。
ほんと、顔面ギリギリ。髪は切れたけど、
伸ばすのは自由だからね。

「危ないですよ。真実言ってメス投げるとか
酷いです、ねぇ?」

そう言って、いつの間にか足にしがみついているエリスちゃんに同意を求める。

「そうよ、リンタロウ。アヤが可哀想よ!」

腰に手を当て怒るエリスちゃん。

うん、可愛い(確信)

「エリスちゃんまで、酷い!
これは試しただけなんだよ〜。」

「何を試すの?私はアヤと居たいのよ!」

「エリスちゃん!?」

まさか、これって...

「三角関係!?」

「何言ってるんだい!?
私とエリスちゃんは夫婦なんだよ!」

「考え直してくれ、エリスちゃん!俺にしr」

言い終わるや否や太宰に叩かれる。

「森さん、いい加減にしてください」

「すまないね、太宰くん、中也くん。
そして、彩くん。」

私の名前を呼ぶ時だけ、少し殺気が出た。
恐。

「彩くん。君の異能力を教えてくれるかい?」

「無理です」(分かりました)

「「「「逆/逆だ/逆よ/逆だよ」」」」

「おぉ、仲良い」(おぉ、仲良い)

「「「「逆、じゃなかった。」」」」

「ゴホン 失礼しました。
私の異能力は、紅のマリオネット。
名前の通り、紅い物を操ります。
今までは、体内を巡る血を異能で止め、殺したり、止めた血を勢いよく流れされ、つま先から脳までの血管を破壊したりしました。
逆に、血管や内蔵の修復も可能です。」

と、少しドヤり気味に言えば、森さんの目が光った。

「君をここに連れてきたのはね、マフィアに入ってもらうためだよ。無理強いはしないよ?
いい報告を期待してるからね。」

...。

「あの、何か1回引き取るみたいな雰囲気ですが、私帰りませんよ?この2人に殺してもらうんですから。まぁ、殺してくれるって言うなら入ってもいいですけど」

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作者名:アーモンド(さくら) | 作成日時:2021年4月7日 18時

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