エピローグ ページ6
太宰Side
あの仮免の後…
私と中也はAに告白した。
Aは驚いていた。
そうだろうね…
断れるのはわかってた。
Aは織田作の事が今でも好きだったから…
Aは幼馴染のままでいたい。
多分そう言うと思ってた。
けど、
《……二人の気持ちは嬉しいけどな……
…ごめん…私……────》
・・・・・
太宰「A」
『なんだ?』
太宰「好きだよ」
『知ってる』
太宰「……あってきなよ」
知ってる。Aの本当の気持ち。
彼女が好きなのは私じゃない。
太宰「中也と…付き合ってるんだからさ」
トタンAは泣きそうな顔をした。
なんで君が泣きそうになるんだい?
泣きたいのは私だよ…
『……私にとって太宰も中原も大切な幼馴染だ…それは何年…何十年…何百年たっても変わらない…でも……ありがとう!』
Aはクルリと振り返り走って行ってしまった。
太宰「……はぁ…」
Aが見えなくなった。
泣きそうだったの…バレたかな?
多分、バレてるよね…
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イカしたガール | 作者ホームページ:http:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ikasitagaru/
作成日時:2019年10月18日 6時