夢小説でよくあるぶりっ子を屁理屈などで論破し隊【歌い手】

階段から突き落とすとか(ぶりっ子バージョン) ページ26

「ねぇ、ちょこっと来てくれる〜？」

『何でですかぁ？』

「いいから、すぐ終わるからぁ」

『ならぁ、ここでぇ話してぇくださぁい。私にぃそんなぁ無駄なぁ動力をぉ使わせないd……』

「ふぇーん」

布里井さんの嘘泣きでクラスメートが此方に注目する。

「Aちゃん、来てくれるよねぇ？」

『わかったよぉ。いきゃーいいんでしよぉ。行けばぁ』

「そーゆーこと」



ﾃｸﾃｸ


「······」

『あの〜、どこにぃ向かってるんですかぁ？』

「ぇ？」

布里井さんは階段を上り始めた。

そして、踊り場についたとき、布里井さんはこちらを向いた。


そして、ニヤリと笑い、階段に身を投げた。

「きゃーーーーーー」

『は？』


ドタバタと此方に近付いてくる無数の足音がした。

そして現場を見つけた人々。


「A、なにやっとんや。布里井さん､大丈夫？」

『私はぁ突き落としてぇないよぉ』

「こんなときもまだぶりっ子やってるんですか？」

『え〜、それはぁ、うらたんがぁ罰g…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ 家のぉ裏にぃマンボウがぁ死んでたからだよぉ(？)』

うらたんに睨まれてとっさに考えた言い訳。
え、意味不明だし、理由になってなくね？

「「……………？」」

意味不明すぎてフリーズしているまふさか。

「ｸﾞｽｯ」

「そんなことより、これ、どういう事ですか？」

『私はぁ突き落としてないよぉ。布里井さんがぁ勝手にぃ落ちたのぉ』

「確かに。Aが突き落とした証拠も無いもんね」

「ｸﾞｽｯそんなぁ、酷いよぉ」

『そもそもぉ、呼び出したのがぁ布里井さんなのはぁ、20人ぐらいのぉ人がぁ証明できますよぉ？20人もぉいればぁ証言がぁひっくり返ることもぉないだろうしぃ、布里井さんがぁ嘘つきであることはぁ確定ですよ？』

「ｸﾞｽｯ嘘つかないで。布里井さんウザいんだよって、突き落としたくせにぃ」

『物的証拠は何ですかぁ？』

「現に私はおとされたじゃない」

『私はぁ、ウザいとかいう感情のためにぃ殺人未遂罪になるかもしれない事はぁ起こしませんよぉ。そもそもぉ、落ちたのはぁ、私が落としたとかではなくぅ、布里井さんがぁ落ちたという事実しかぁ証明されませんよぉ』

「私は、愛されるべき、選ばれた存在なの！そのために邪魔になるようなものは排除されて当然なの!」

『ふざけんなよぉ。お前なんかがぁ選ばれた存在な分けねーだろぉ。選ばれたのはぁ、くろちゃんですぅ』


　 エンド



謎です。

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