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カル「大丈夫だ」

ダリ「うん、ただ不機嫌なだけだね」

アメ「よし次だ!」

ダリ「まさか入間君が生徒会につくとは……
 それも物凄い笑顔で引き剥がして行きましたね」

カル「嬉しいのでは?」
カル「今のAは子供らしいですからね」

ダリ「……でも不安定なのにストレス溜めていいんです?」

カル「生徒会なら大丈夫でしょう
 それにあいつは自分の感情をはっきり言うことがあまり無いのでいい機会かと……」

ダリ「なるほど……」

ーーーーーー
 
ジョ「見回りはまだだ!まずは姿勢からだ!」

イル「ヒィィィ」

  『……』スン

キシュ「大人しくなりましたね」

アメ「あいつを使わない手はないからな」

キシュ「何かしたんですか?」

アメ「飴と鞭だ」

 今日大人しく頑張ったらお菓子
 今日大人しく頑張ったらお菓子……

キシュ「あれはあれで怖いんですけど……」

<数日後>

『はい、入間君』

イル「ありがとう」

キシュ「慣れてきたね……相変わらずご飯の時は泣いてるけど……」

グシ「背筋は伸びてるけどな」

キシュ「A君も急に変わったよね」

グシ「初日は酷かったからな」

キシュ「変わりすぎて怖いけど……」

ジョ「空腹が気になるならこれでもやっていろ」

イル「これは?」

ジョ「魔力回路パズル
 魔力を糸みたいにイメージして鍵穴に通して開ける
 魔力調整の練習具だ」

イル「(イメージ……イメージ)」

ジョ&キシュ「「下手くそ」」

イル「出来る?」

 カチャカチャカチャ

  『はい』

イル「凄い……」

ジョ「やはりお前の問題点は朝弱いことだけだな」

数十分後

  会長は放送師団に呼ばれたきり帰ってこなかった
 放送師団がやってきたが、どうやら会長を呼んでいないらしい

<準備室>

 バン!

ジョ「会長!」

イル「お怪我は……」

アメ「ありませんわ」

  「「「「「''わ''?」」」」」

 これはこれは……

アメ「あの……あと何か羽織るものを……
 この服露出が多くて……はっ恥ずかしいので……」

  「「「「「え、ええええええええ!!!!!」」」」」

32-1  飴のために……→←31-2



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作者名:琥珀 | 作成日時:2023年6月18日 11時

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