今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:4,798 hit
小|中|大
番外編 お墓参り ページ18
<墓地>
ラメルに案内されてたどり着いた
僕は母の名前が書かれた石を探した
……ここの石は全て大きいな
確かおじいちゃんが言うには貴族用の高級墓地だっけ?
お母さんは貴族だったんだな……
暫く歩くと母の名前が書かれた石を見つけた
『あった』
ここに母が眠っているのか……
『お母さん、Aだよ
会うのは約10年ぶりかな?』
僕は話しかけながら石を綺麗に洗った
『僕ね、今サリバンさんに拾われてまた音楽を始めたんだ』
ゴシゴシ…………ゴシゴシ
『……』ジワッ
お母さん……会いたいよ……
綺麗にすると花を添えた
『……また来るね』
僕はその場を後にした
これ以上ここに居たら僕はきっと……
フードを深く被り早足にその場を去る
ドン!
『すみません』
「いや……」
僕は謝罪もそこそこにその場を後にした
だからぶつかったひとの顔も見ることはなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
50人がお気に入り
設定タグ:魔入りました入間くん , 魔入間
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琥珀 | 作成日時:2023年6月18日 11時