34-2 ページ14
Aside
ﾀﾞﾘ「相変わらず面白いですね
カルエゴ先生のクラスは！」
ｶﾙ「アホなだけです……それよりお前は行かないのか？」
『……その前に1つだけ聞いていいですか？』
ｶﾙ「なんだ？」
先生…………さっきのは……
ｶﾙ「おい、なんだ？」
『…………いえ、なんでもないです』
ｶﾙ「なにかあるならきちんと……」
『教職員全員ですか……』
ｶﾙ「何か問題があるか？」
『あまりにも簡単だな……と』
ｶﾙ「何？」
『みんなが先生の言葉の意味を本当に理解していれば……の話ですけど……』
ｶﾙ「……」
『安心してください、僕は手を貸す気はありませんから』
ｶﾙ「！？貸さないのか？」
『はい』
ｶﾙ「それが聞きたかったことか？」
『……質問の内容忘れちゃいました』
僕はそのまま職員室を後にした
『ラメル』
竜「うん？なんだ？」
『嘘だよね』
竜「何がd…………本当だ
主の……Aの考えている通りだ」
『そうなんだね』
僕はその後おじいちゃんのところに行った
話し合った後少し学校を休むことにした
カルエゴside
問題児共が行軍してきた後……
何故かAだけが職員室に残っていた
ｶﾙ「それよりお前は行かないのか？」
『……その前に1つだけ聞いていいですか？』
ｶﾙ「なんだ？」
いつもより深刻そうな顔をして私を見てきた
しかし何も言わない……
言い淀んでいる見たいだった
ｶﾙ「おい、なんだ？」
『…………いえ、なんでもないです』
……何でもないという顔ではないだろう
Aはその後立ち上がって帰ろうドアの方に向かった
ｶﾙ「なにかあるならきちんと……」
『教職員全員ですか……』
ｶﾙ「何か問題があるか？」
『あまりにも簡単だな……と』
ｶﾙ「何？」
簡単？そんなはずないだろう……
『みんなが先生の言葉の意味を本当に理解していれば……の話ですけど……』
Aだけが私の言葉の本当の意味を理解していた
『……安心してください、僕は手を貸す気はありませんから』
ｶﾙ「！？貸さないのか？」
『はい』
ｶﾙ「それが聞きたかったことか？」
『……質問の内容忘れちゃいました』
そういうとAは出ていった
質問の内容を忘れた…………か
見え透いた嘘を……
記憶力がいいお前が忘れるわけないだろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琥珀 | 作成日時：2023年6月18日 11時
